50% 想看,共 154
評論 | 分享
夜空に星のあるように プロット イギリス 01月01日 1968 台灣上映
空に住む プロット 日本 10月23日 2020 台灣上映
空に聞く プロット 日本 11月21日 2020 台灣上映
悲しみは空の彼方に プロット アメリカ 05月26日 1959 台灣上映
大空に乾杯 プロット 日本 02月25日 1966 台灣上映
空の穴 プロット 日本 09月29日 2001 台灣上映
ショーシャンクの空に評論(20)
あらためてモーガン若いな!この人は生まれた時からおじいちゃんなんじゃないかと思ってしまうけども。
スティーブンキング、死なないでくれー。永遠に描き続けてくれえー。
冤罪による牢獄という絶望的な状況の中、「希望」を捨てなかったアンディに勇気がもらえます。
さらに感動作でありますが、伏線をラストにいっきに回収するエンタテイメントとしての痛快さも持ち合わせた作品です。
ティム・ロビンスとモーガン・フリーマンの演技も素晴らしかった。
1994年製作/143分/G/アメリカ
原題:The Shawshank Redemption(ショーシャンクの償い)
原作はスティーブン・キング。
ティム・ロビンス36才
モーガン・フリーマン57才
ティム・ロビンスは妻とその浮気相手を殺した容疑でショーシャンク刑務所に入った。
彼は無実だった。
有能な銀行マンだったティム・ロビンスは、看守が相続税で困っている話をたまたま聞き、アドバイスをする。
刑務所内で評判になり、やがて所長や刑務所職員たちの税務相談まですることになる。
ある日、新入りの入所者から聞いた話。
ティム・ロビンスの妻を殺した真犯人がいるという。
しかし、その新入りの入所者は命を奪われてしまう。
その理由とは?
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
刑務所内での会話シーンばかりなのに面白い。
結局、アンディは本当にやったのか冤罪なのか、最後まで分からないままだったのが少しもやっとした。
脱獄する素振りを全く見せなかったのでまさかの展開で驚いた。
最後、2人が再会できて良かった。
終盤の監獄のシーンは素晴らしかった。
最初から主人公に目的があって動いていく話ではないため、どこに落としどころをつけるのか我々に分からないようにしている。
希望のない老人の死を描いていた後に、希望を失った主人公を描き、「必死に死ぬか、必死に生きるか」と問いかけ、雷雨の夜という不安を煽る情景の中で、主人公は死ぬのだろうとレッドだけでなく我々にも思わせる。
そして朝、点呼に出ない主人公。
あぁ、やはり自殺してしまったのか。と我々が思った時、怒涛の逆転劇が起こる。
レッドによってあとがたり的に語られる脱出後のストーリーはとても爽快だ。
どこの段階から彼が脱出を考え、他の囚人たちを含めて騙していたのか。
長官を煽ったて懲罰房に入れられたのも計画だったのか。
視聴後も良い余韻に浸れた。
終身刑とは死刑よりも軽い刑罰なのだと思っていた。
監獄の中しか知らない、外に希望のない老人
監獄の中に馴染まず、外への希望を忘れない主人公
そして主人公と知り合ったことで外に出て希望を辿れたレッド
とても綺麗な対比構造だと思った。
レッドは最初から出所する気はなかったのかもしれない。
ムショには調達屋としての自分の役割がある、衣食住もなんとかなる、おかしなことをしなければ暴力されることも無い。
外に出てしまえば、今の立場を失い、罪人としてのレッテルを貼られ、年老いてしまった自分には挑戦する気概もない。希望のない、想像するだけで不安な人生。
ただその外には自分の人生に活力を与えた友達がいる。
そこを目指して進もう。
人の心は石ではない。希望は死なない。
非常に考えされらる素晴らしい映画だった。
出会えてよかった。