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サマー・デイズ プロット アメリカ 07月02日 1988 台灣上映
トゥー・デイズ プロット アメリカ 02月14日 1998 台灣上映
ラジオ・デイズ プロット アメリカ 10月24日 1987 台灣上映
ビューティフル・デイズ プロット インドネシア 03月05日 2005 台灣上映
グリーン・デイズ プロット イラン 11月25日 2009 台灣上映
ハードコア・デイズ プロット アメリカ 09月10日 2005 台灣上映
9デイズ評論(8)
でもそれはアクション映画全てにいえることかもしれません。
近年、良質なアクションものも多い中、どうしても理不尽さを気にしてしまう点がこの作品には多かったと感じます。
まず主人公の軽さ。エリートの兄と違って落ちこぼれという設定なのでしょうが、世界を救うことになっても、いつまでも緊張感なくアメリカンジョークを言い続けている。
深刻な場面にへらへらしている主人公に感情移入は全くできませんでした。
そして、展開も、どうしてそこへ無事に行けたのか、とか、あまりにも強引な持っていきかたに、ハリウッド映画的要素を強く感じました。
演出が派手なら何でもよいわけではないですよね?
同じブラッカイマー印の映画でも「ザ・ロック」など良作は存在しますが、この作品は間違っても良作とは言い難いです。
冒頭のシーン、チェコの街中の映像に十字架の銅像が映る。
次のシーン、数ある美術品の中で、十字架の美術品が、最初に映る。
ケヴィンが追いかけられるシーン。階段を降りてくる人々は十字架を掲げている。
ジェイクや敵のヴァスは十字架のネックレスを付け、窓枠、CIA本部、あらゆる施設の壁の模様、ライフルの照準などいたる所に十字架が隠されている。
ジェイクがケヴィンの住まいから逃げた際に、オークスへ電話をかけた場所は「くそったれ」と「死ね」の交差点=十字架だ。
墓地には当然ながら十字架があり、金の取引は国旗が十字架であるスイスの銀行を介して行われ、ジェイクは胸で十字を切り、そのジェイクが大好きなチェスの、駒の中で一番重要な駒には十字架が組み合わさっている。
そして最後のシーンが「教会」で終わっている。
要するにそういう映画です。
ジェイクのジョークが普通に面白くて、彼以外は全員シリアスなのが良いですね。
空気のアンバランスさが楽しかったです。
アンソニー・ホプキンスは味方になるとこんなに頼りになるのかと、そして彼が「殺す」ってセリフを言うと、こんなにも怖いのかと、某博士役のおかげで本当にシャレにならないなと思いました。
十字架探しで退屈せずに見れて、なかなか面白かったです。