劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」劇情

実在する競走馬の名前と魂を受け継ぐ「ウマ娘」たちの奮闘を描き、爆発的ヒットを記録したスマートホン向けゲームを中心にアニメや漫画などさまざまな媒体で人気を集めるメディアミックスコンテンツ「ウマ娘
プリティーダービー」を初映画化。「走りで最強を目指す」と豪語するやんちゃなウマ娘・ジャングルポケットを主人公に、ライバルたちと切磋琢磨しながら熱き戦いを繰り広げる姿を描き出す。フリースタイルレースの世界で荒くれ者たちを束ねてきたジャングルポケットは、国民的人気スポーツエンタテインメント「トゥインクル・シリーズ」でのフジキセキの走りに衝撃を受け、最強を目指すべく公式レースの世界へと飛び込む。トレーナーと共にデビューを果たし、一生に一度しか走れない栄誉あるクラシック三冠レースに挑む彼女の前に、天才的頭脳を持つアグネスタキオンやミステリアスなマンハッタンカフェら同世代のライバルたちが立ちはだかる。

劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」演員

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劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」評論(20)

Gmshipskxno
Gmshipskxno
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30代男性。大人向けの映画ではないかな、と感じた。軽い気持ちで楽しむウマ娘のファン向けのコンテンツとして捉えれば多少は評価できるが、基本的に観客が置いてけぼりになる作品と思う。
まず私が考えるこの映画の悪かった点は以下3点である。
1.心情描写の少なさ
2.声優の演技
3.音響効果

1について、各キャラの心情描写がほとんどなく言動の理由がわからないため全く感情移入できない。具体的には主人公のジャングルポケットはフジキセキの走りを見たことで自分もあのように走りたい!と感じて最強を目指すのだが、彼女は物語後半で追い抜くことに快感を感じているというような言動が見られる。これは人のレースを見て感じるものではないので言動との不一致がある。
フジのように走りたいのならばフジの走りのどんなところに惹かれたのかを描写してほしかった。
本能で最強を目指すというのであればそれで良いのだが、余計に半端な描写を付け加えたせいでボヤけてしまっている。
ダンツフレームも負けたくない・走りたいといった稚拙な感情を述べるだけであり、一般的なウマ娘の感想を垂れ流すだけになっている。彼女のバックボーンから生まれる彼女なりの心情や言動がなかったことが残念。
マンハッタンカフェについてはゲーム内のシナリオを踏襲しており、そちらを予習していないと理解が追いつかないような描写になっている。尺の問題もあるとは思うが、この作りでは観客に甘えて手を抜いたと言われても仕方がないかと。
タキオンに関しても自分が走らないと意味がないんだ、という至極当たり前の結論にかなり遠回りして行き着いており、安い心情描写と言わざるを得ない。それでも他の主要キャラに比べればまともに描かれてはいるが。

2に関して、とりたてて演技が下手くそというわけではないのだが映像と声のテンションにギャップを感じる場面が多い。
特にタキオンに対して怒りを表現するジャンポケのシーンは酷く感じた。
デフォルメされて怪物のような描写をされているジャンポケ(この映像自体が作品にそぐわない表現のように思うが)にトーンが低めの怒声を当てていてかなり違和感があった。
デフォルメされていることからシーンとしてはコミカルなものを狙っているにも関わらず、トーンを低くしてしまってはシリアスさが出てしまうのでアンマッチである。

3について全体的にメロディーラインが少ない、あるいはマイナーコードを使用した劇伴でありシリアスな雰囲気を醸し出している。
音楽がないシーンも多くあり、暗いイメージを抱かせるなぁと感じた。
ラストを除きずっとこの調子なので、楽しいシーンも楽しく感じれない表現だったと思う。
タキオンのいないダービーに勝っても気分が晴れないという部分を表現したかったのかもしれないが、合間のコミカルなシーンまでも暗い音楽を使わなくてもよかったのではないかと思う。
ストーリーや心情は細かいことを気にしない子供向けなものになっているのに対して、音響はオシャレに作ろうとしすぎてチグハグな雰囲気。

かなり悪い点を書き綴ったが、良いと感じた点もあげておく。
1.作画のきれいさ
2.実況再現

1に関しては明暗のコントラストやプリズムを使った彩豊かな表現が美しく、タキオンの光速を超えるようなイメージや美しい夢といったものを感じとれた。
2に関しては史実の実況を完全にコピーしたような出来で熱い気持ちになれる。
特にオペラオーの有馬を再現してもらえたのは個人的に嬉しい限り。

以上、なかなか感情移入の難しい作品で少し子供向けに作られているのかなと感じた。
深く考えずライトに楽しむのが良いのではないだろうか。
Ginsxmskoph
Ginsxmskoph
レビューする気は無かったのですが他のレビューを見ていてなんとなく。
このシリーズは実在の馬に思い入れがあると楽しめないのだなと思いました。実名を使用しているのでそれについての意見があるのは当然でそういった評価に不満はありません。マンハッタンカフェは確かに何だったん?と思いますし。あとはシリーズが続くと期待値が上がって大変だなと。
馬のことを知らずアプリもやらずに頭からっぽで見ている自分などは十分面白かったです。絵や演出がくどいとは思いますが。難しいこと背景などを考えずに抜いて抜かれてを楽しめば胸熱だと面白かった。サイバーフォーミュラのデッドヒートが熱かった自分にはとても燃えたのですがそれだけでは駄目なのでしょうね。お馬さん愛とはとても深いものと聞きますから。
Rnessreoetync
Rnessreoetync
まったりとウマ娘をプレイしている1プレーヤー(トレーナー)、競馬はウマ娘から勉強中という立場からのあくまで個人的な感想です。

・主観
・とても面白かったです! 鑑賞後にウマ娘プレーヤーとして以上にアスリート(馬場馬術)の端くれとして心を動かされました。
そしてウマ娘のプレーヤーであったがゆえによりこの作品を楽しめてよかったという満足感も最高でした
特典ももちろんですが映画単体としてももう何回かは観にいきます

・シナリオ
・主人公にフォーカスし、敢えて中途半端な掘り下げをしなさすぎず描いた選択はウマ娘を未プレイの方にもアスリートとしての主人公を描いたスポーツ作品として
情報過多になり過ぎずよかったと感じます。
掘り下げをし続けていたらむしろ未プレイの方は尺に耐えられなくなるでしょうしプレイヤーの方は退屈になり、作品としてもターゲット層としてもブレてしまいます

・一方でウマ娘プレーヤーならよりクスッとできるサービス要素や解像度が上がるシーンもそれなりにあり、ここはプレーヤーに許されたの特権かなと
ただしこれは本作に限らず歴史に詳しい方が歴史モノを、原作小説がある作品の映画化を既読組がより楽しめるのと同じレベルですのでご安心して作品単体としてみて頂けると個人的には感じました

その他の点
・音質はこれから複数劇場を回りますがちょっと厚みが欲しかったです。聞こえやすさ重視にしたのでしょうが映像に対し効果音やワイガヤの中低域が
迫力不足でもったいなかった印象。TV作品とあまり音作りが変わっていないのが少し残念。

・演出
作画、特に背景の描きこみへの限界と言う点もあり、それが演出の効果を狭めている感じはありますが上手く取捨選択してまとめていると思います
もう少し奥行きをうまく使った構成に挑戦してもいいかもです。
終盤はもう少しシリアス強めでもよかったかなと思いつつ「当事者ではない中立なキャラはそんなものだよね」と言う温度感が上手くでておりそこは好みが分かれるかもしれません。

・演技
各キャラの声優さんは好みが分かれるので言及は控えます。
山本昌さんが過去作からどんどん上手くなっていてこれからも期待です。
声優さんを起用しないと自然とも取れますがぼそぼそ感が出てしまい没入感が薄れるケースがありますが、
同氏はその中庸と言うところまでになってきており自然に楽しめました。これからも楽しみです。

・ウマ娘、競馬を知らなくても楽しめるか?
短い尺の中で世界観、ウマ娘とは? と言う説明も含め説明臭い表現を最低限に抑えつつ上手く表現していると思います

そもそもプレーヤーもウマ娘とは? については劇中冒頭の情報…ないしそれ以下くらいしか情報がない中でゲームに放り込まれています
ファンタジー映画ですからその割り切りや良しと自分は感じました

そして一から十まで説明して!と言うターゲットよりエンタメとして構成し、興味を持ってプレイしてみようかな? と言う層にフォーカスするのは戦略としては正しいと感じます

・競馬に関してですが、逆にレース結果などがわからない分楽しめる羨ましさの方があるかなと

以上を踏まえるとむしろ一番楽しめるのは競馬の知識なしから映画観劇→ウマ娘でマンハッタンカフェ、アグネスタキオンシナリオをプレイと言うのが一番楽しめるかもしれません

・今後への期待
他作品の話をするのは筋違いかもしれませんが第三期での様々なリリースされてくる馬たちにフォーカスし、史実を意識しすぎた結果、話が散漫になりドラマ性が薄れ、かつゲームの
宣伝要素として唐突に見せ場のシーンで未登場のウマ娘の名前を出して来たり、
短編(Road to the top)でシリアスなシーンを表現しようと表情を移さなかった結果胸部が
映り続け話が頭に入ってこないなどの点は上手く経験値から改善されていると思います。

最後に
・ポップコーンとラバーコースターセットの売り切れが早すぎるのが最大の欠点かと
事前チェックが甘かったと言えばそれまでなのですが再販をぜひ希望します!(切望)

とりあえずフジキセキの勝負服タペストリーとバインダーを買いました。
フェイスタオルも飾るのには良さそうなのでやっぱり次回観劇時に買いに行こうかなと。
Broeannsrw
Broeannsrw
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私はウマ娘アプリユーザーでアニメやRTTTも見て、競馬も理解あります。
そんな私でも、感情移入ができませんでした。
すごい楽しみにしてましたが、想像していたものと全く違うものがお出しされ、
ガッカリして、虚無感に苛まれファンやめようとか悩むレベルでした。
映像は綺麗ですよ&推しキャラがいる方は楽しめるかも。

【フジキセキ&トレーナー】
実馬の関係性をしってる競馬好きなら必然なのですが、その知識がないと、
ポッケに肩入れする動機が謎、そのあたりの掘り下げが欲しかった。
トレーナーの人物像が謎、トレーナー小屋はなぜボロい?
何故橋の下?引退してた?
フジキセキが怪我で叶えられなかったダービーをポッケに託す。
というのは理解できるが、その描写に多くの時間が割かれていたため
ポッケの人物像や気持ちが掴みきれないまま物語が進行してしまった。
ここでコケてしまった人多いんじゃないかと思う、ここで感情移入できないと
どんな演出も台詞も浮ついた感じに聞こえてシラケてしまった。逆にここで
ポッケへ感情移入できた人は楽しかったのだと思う・・・。

【アグネスタキオン】
ウマ娘の研究をしているのはわかるが、具体的にどうしたいのかが謎、
わかりやすく研究が活かされている描写が欲しかった。
練習しない勝利も興味ない、というのはキャラ設定上わかるが、
そうなると、血統や素質(ウマ魂)だけで勝てるってこと?
真面目に練習してる娘たちは無駄なの?ってなってしまう。できれば、
見えないところでは勝利に向けて努力してる描写があって欲しかった。
とはいえ、タキオンファンは出番たっぷりでよかったのかもね。

【怪我による引退】
フジキセキもタキオンも怪我で実馬は引退している。
そのためフジはダービーをポッケに託し、タキオンは休止発表をする。
しかし、ウマ娘という作品は怪我による引退を救済するストーリーが多い、
そのため?か、今作においてフジやタキオンは怪我後も走るシーンが描かれる。
結局最終的には走れるようになるの?復帰見込みあるなら、
そんな重苦しい展開にならないんじゃ?という疑念が発生してしまう。
これは今作の問題というより、ウマ娘という作品全体のジレンマかも。

【謎のアクセサリー】
ポッケが持ってるクリスタルあれなんですか?途中で傷入ってた?
あとタキオンも部屋に同じのぶらさげてない?説明なくて謎のまま終わって
出てくる度なんだろうって、最初から最後までストーリーの邪魔でしかなかった。

【登場人物多すぎ】
カフェのイマジナリーフレンドについての説明がほぼないため、
アプリやってて競馬も知ってれば、サンデーサイレンスかな?とか思うけど
知らない人だったらわけわからんだろって、心配になってしまった。
それをいうと、タキオンとカフェの部屋もアプリ知らないと意味不明。
カフェって菊花賞勝ってたよね?というぐらい菊花賞の駆け足感。

ダンツは触れられる時間が少なすぎ、キャラクターの個性が感じられなかった、
普通の作品ならモブ扱いだろうけど、アプリではキャラとして
実装されるわけだから、出さないわけにもいかない。
結果として中途半端な扱いになってしまった気がする。
クロフネの名前が出せないというのも、ウマ娘の都合上致し方なしですが、
どうせ扱えないんだから、RTTTのラスカルスズカみたいな
モブ衣装の扱いで片付けてもよかったかも。

ポッケの取り巻き3人組、ポッケのリーダー的存在をアピールするため
必要なのですが、途中でフェードアウトで、台詞とかなくても
よかったんじゃないかと思います。

オペラオーはRTTT見てるとか、テイエム来た!が好きな人なら
いいかもしれないですが、知らない人への凄さがわかりにくいですね。
ラスボス感はかっこいいと思いましたが、JCでの一瞬の輝きが見えただけで、
RTTTのオペラオーのほうが必死感が伝わってきてよかった、と思いましたが、
今回はオペラオーは主役級ではないので、あまり深い掘り下げもできず、これも
史実を元に作品を作らなければならないウマ娘の難しさですね。

アドマイヤベガふわふわ問題、やりすぎ感あるふわふわ狂いっぷりでしたが、
アヤベ推しは良いでしょうけど、こういったキャラの一言二言を、
メインとして扱われているダンツやカフェの言葉にしたほうが
心情が掘り下げられてよかったのでは?

トップロード&トレーナーもそこそこ台詞と出番ありましたが、
今回のトプロレベルの活躍なら、キングヘイローみたいに出走映像だけの出演で
セリフはそんないらないのでは、もうこれ以上人増やさないでって見てました。

ウマ娘自体は大量にいて、いろんなファンに見てもらうため
大量に出したいというのは理解できますが、中途半端に台詞があると
この子はこのあと絡んでくるのかな?とか考えてしまう。けれど殆どの場合
その後は大したからみもないので、ストーリー全体を見ると必要性を感じない、
もちろん、ネットとかで私の推しがここで出てた!とか話題になるのを
加味して出しているとは思うが、重要なシーンじゃないのにキャラの
濃い子たちが、ちらほら出てくると、そっちにも意識が持っていかれ
ストーリーを無駄に散らしてしまい、うるさくなっただけの気がします。

【レース名の出し方】
エヴァとかシン・◯◯みたいな雰囲気。
みんな同じゴシック体で背景は上空からのレース場写真。
どれが皐月賞でダービーで菊花賞なんでしょうか?思い出せない。
RTTTのときはコースの図解も作中に出てきて、スタートやゴール位置、
直線が長い云々まであってわかりやすかった。
思い切ってレース名はアプリのロゴ使うとか、
スタイリッシュさよりも、わかりやすさがほしかったですね。

【お約束展開の説明不足】
夏合宿行って、そっから夏祭りに行く流れね。
アプリやってれば何も思わないけど、競馬知らない人はなんで
夏にレースしないのかもわからないよね。
そういう説明が一言あればいいのにと思ったけど、
今作は絶対言わなきゃいけないことすら言えてない印象なので、
通常の一言で済む説明はトレーナーの皆さんならわかるよね!
という感じかな?

ウイニングライブは競馬のウイニングランのかわりで・・・。
ウマ娘知らない人と劇場版RTTTを見たのですが、
なんで最後だけアイドルみたいに歌ってるの?と聞かれました。
アプリやっていれば当たり前ですが、暑苦しいスポ根見せられて、
最後に急にアイドル化する、というのは理解に苦しむと思います。

【映像について】
作画は良いです。むしろ良すぎるのかもしれません。
画角も普段のアニメで使われるような、口パクだけとかの単調なものではなく、
煽りや俯瞰といった奇抜なアングルからの、キャラを舐めるように動くカメラ。
技術は素晴らしいと思いますが、見やすいか?分かりやすいか?と言われれば
またそれは別の話になってしまうのではないか?
最近のアニメはデジタル&3D技術によってかなり書き込めるようになりました、
そのためリアリティは増しているのですが、逆に映像の情報量が多く
何を重点的にみればよいか、わかりにくくなっているのかもしれません。
ウマ娘特有の問題かもしれませんが、小ネタが仕込まれている場面があるので
それを必死に見ようとしているのも、本来見なければいけない
映像を見落としてしまう要因かもしれません。
私が年を取ったのもあるのですが、動きに目が追いついていかない(汗

【レースシーン】
個人的にはRTTTのレースを見たときとても良いと思いました。
今作ではさらにたくさんのキャラクターが書き込まれ、
臨場感あふれるアングルで、たくさんの演出効果が描かれるため
素晴らしいレース映像が見られるのは間違いありません。
しかし、走ることしかできないレースの演出には限界があると思います。
その限界を打ち破るような、制作者の熱意や技術力は素晴らしいのですが、
すごいレース映像をお見せします!というドヤ感が見え隠れした気がします。

序盤のただ走るシーンはかなり短くなっていたと思います。
カメラアングルが目まぐるしく変わるため迫力はありますが、
位置関係がわかりずらく、レース展開とか掴む前にスパートシーンに
入っていってしまった印象。
スパートシーンはかかっこよく描かれているとは思いますが、
感情移入しきれていないため、エフェクト的なものばかりが目立って
画面がうるさすぎるように見受けられました。
プリティーを捨てていてかっこいい、という評価もよく聞きますが、
今作は行き過ぎてしまったと思う。猛々しくし過ぎかなって。
本当に最後の最後だけ出てしまう抑えきれない荒御魂!
って表現なら良かったけど、
序盤からプリティは捨ててきたって感じ。
普段は女子中高生のウマ娘ちゃんが必死に努力して勝利を掴む!
が見たかったけど、
真ゲッターロボ見すぎたバ美肉おっさんが必死に叫んでる!
が画面の向こうに見えた。

【尺足らずのストーリー】
本当に見せたいモノは何だったのか?小ネタばかりブッコミすぎでは?
とにかく彼女たちが何故必死に走っているのか伝わりにくかった。
そりゃウマなんだから必死に走るよ。みんな勝ちたいに決まってるじゃん。
だけじゃない理由が明確にほしかった。
RTTTのトプロはトレーナーと応援してくれる人のために、アヤベは亡き妹のため、
オペラオーは評価されていない自身の能力を認めさせるため。
というような走る目的が明確にあり、それを私は素直に応援できた。だからこそ
レースシーンでトプロもアヤベもオペラオーも頑張れって応援できて楽しかった。
今作においてポッケはフジ先輩やトレーナーのためなんだろうけど、ポッケ自身の
最強を目指す理由が見えなくて、フジ先輩の身代わりで走ってるように感じた。
カフェとダンツはなんで必死に走ってるんでしょうか?その描写明確にありました?
タキオンは研究のため走るってことだと思いますが、自分の足を壊してまで
走らなきゃいけない、研究の理由と内容がわからないので釈然としなかった。

RTTTのように菊花賞で主人公が勝つのなら3レースで終わるのに。
菊花賞でポッケが負けてしまう史実があるため、JCまで持っていかなければならず
オペラオーという上の世代のラスボスまで出演させる必要があった。
端的にいうと、今回のボリュームをやろうとするのに対して尺が短すぎる。
ポッケメインだけならダービーとっておめでとう!で終わりでもいいと思う。
しかし、三冠をわけあった同世代という括りにこだわると、その脚本ではマズい。
史実を再現している。というのと、ライブの歌とか声優といった要素もあるのかな?
ウマ娘特有のストーリーの組み立ての難しさ、取捨選択は今後の課題かな。

【どの客層に向けて作られたのか?】
シリーズも長くなり、作品数が多くなると初心者向けとか、玄人向けとか、
そういったカテゴリが出てくるのはよくある話ですが、
個人的には映画は導入に良いとか、初見向けにしてほしかった。
ウマ娘知らない友人や家族と出かけたときに、映画見てく?って誘いたいから!
どうしてもウマ娘は競馬勢、アプリ勢、アニメ勢と知識差がバラバラなので
全員わかるようにというのは難しいとは思いますが、映画やアニメは一般から
入りやすいので知識量少なめで楽しめる。アプリの個人ストーリーとかでガッツリ
深淵を見せる、みたいな方向性の住み分けしたほうがいいのかなぁと思いました。

【主人公が2人以上いてもいいのでは?】
競馬を元にしているためストーリーとして破綻してしまうケースが多いので、
1人の主人公で無理やり90分もたせるよりも、競馬の素敵なエピソードを
ウマ娘をつかって素敵にアレンジして短編集みたいにまとめたのを
2,3本立てで流すとかでよくない?って思った。
Eebixittecd
Eebixittecd
まだ公開3日目なので、ネタバレ無しでのレビューを書きます。
金曜日に2回、土曜日に1回見ました。
2021年4月からアプリをプレイし、アニメも見て、ライブにも参加したトレーナーです。

3回見た結果、ウマ娘や競馬に関する事前知識は不要、ただし、映像から読み取る力が必要だと感じました。
点数の低いレビューも散見されますが、ただ点数を下げたいだけのものと、自分の解釈、あるいは推しへの思いと違った、というもの、そして一番多いのが、セリフで説明されているところしか理解できない、映像読解力が不足している方が低い点数をつけているな、と感じました。
※なぜか低い点数のレビューの方はコメントを許可していないのですが、それが答えですよね(笑)

私も正直、1回目に見たときは所々良いシーンは有ったものの、RTTTの方が泣けるし、なんかいまいちだな、と思っていました。
ただ、私は前述したとおりの映像読解力が低い人間なので、2回目を見たときに少しずつ映像に込められた意味や主人公ジャングルポケットの心情を理解できるようになり、正直なところ、1回目より2回目の方が面白く、感動しました。

そして、3回目を見て理解しました。
この映画は安物の深夜アニメや安物の日本映画の様に、登場人物の心情等を全部セリフで説明する様なダサい作り方をしていません。そして、ウマ娘や競馬に関する事前知識も必要ありません。

「ウマ娘は競馬と競走馬をモチーフにして、史実を元に作られたお話である」ぐらいの知識で大丈夫です。
あとは、主人公がジャングルポケットでその対を成す、ライバル兼もう一人の主人公がアグネスタキオンだということがわかっていれば、あとは全部映画の中で説明されています。
必要な設定や関係性などは、全部セリフになっています。
それ以外の心理描写も、きちんと映像を見ればわかるように作られています。
なので、事前知識は必要ありません。
ただ、ある程度集中して見る必要があるので、ちょっと疲れます(笑)

ただ、ウマ娘や史実の競馬のことを知っていれば、「本筋とはズレた部分」にめちゃくちゃ楽しめる要素があります。
そういう意味では、知識があった方が楽しめます。
ただ、知識の本筋とは関係ありません。

そういう意味でも、ウマ娘や競馬に関する知識がない人でも楽しめて、ウマ娘ファンはより楽しめる内容になっています。
なので、そういう方でも安心して見て頂いて大丈夫だと思います。
変な先入観は持たずに、映像を素直に見てもらえれば、楽しめる内容になっていると思います。

後日、ネタバレありのレビューを書きます。そっちは5点になると思います。

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