ハイテクを駆使し、聖人の名を使った12人の男に変装する神出鬼没の怪盗の活躍を描いたサスペンス・アクション。レズリー・チャータリスの冒険小説から生まれ、数々の映画やロジャー・ムーア主演のTVシリーズ『セイント/天国野郎』など映像化も多いヒーローを、その誕生秘話も含めて現代風なアプローチで描いている。監督は「愛という名の疑惑」のフィリップ・ノイス。製作は「ドライビング・ミス・デイジー」のデイヴィッド・ブラウン、「チャイナタウン」のロバート・エヴァンス、「硝子の塔」のウィリアム・J・マクドナルド、「今そこにある危機」のメイス・ニューフェルドの4人の共同。撮影は「007/ゴールデンアイ」のフィル・ミュークス、音楽は「ザ・クロウ」のグレアム・レヴェル。主演は「ゴースト&ダークネス」のヴァル・キルマー、共演は「リービング・ラスベガス」のエリザベス・シュー、「ビフォア・ザ・レイン」のレード・セルベッジアほか。
セイント評論(6)
それはアメリカの女性科学者(エリザベス・シュー)があみだした新理論だった。
エリザベス・シューのファンなので楽しめた。
冒頭の、主人公の演者が子役からヴァル・キルマーに切り替わるシーンなどでは、場内の笑いを誘ってしまっていましたが。
ボーン・アイデンティティなんかと同じジャンルの作品ですが、個人的にはジャンル内でのチャンピオンだと思っています。
「怪人二重面相」や「ルパン三世」など、変装を駆使する怪盗の物語は個人的に好きです。
ロシアンマフィアに狙われた泥棒の話。
最後のオチが完全に某日本の泥棒アニメでした。
それ以外はありきたりなスパイ系映画な感じですね。