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プロット
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プロット
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プロット
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ファニーズ
プロット
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06月07日 台灣上映
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ブリーディング・ラブ はじまりの旅評論(9)
撮影も手持ちが多用でキャラクター感情に合わせていて、見やすくストーリーに入りやすい。
子を持つ親は絶対に観るべきで、説教じみた映画ではなく等身大の人間を描いているので面白く観れる。
父と娘のロードムービー。
問題を抱え、その現実に対峙する親子のお話。
ユアン久しぶりに見ました~年取った当たり前かー。だからこそ年相応の父親役。
実の娘さん(おそらくママ似)と共演&製作ということで、興味深く見ました。
土地が広大だから、アメリカはロードムービー多いというか適した印象。
娘の役柄の依存症はかなり重症。
簡単には立ち直れない。
父と仲が良かった子供の頃の映像が差し込まれ、いつからこんなになってしまったのかと思わせる。原因である父自身の依存症と両親の不和は、娘を想像以上に深く傷つけてしまったのだと思う。
簡単には立ち直れない。
リハビリのスタート地点に立つまでの物語である。
娘にターボという愛称はあるものの、父と娘に役名はない。
どんな父と娘にも通じる(向き合うことが大切な)物語だからか。
少しずつ課題を乗り越えていって、名前を呼びあってほしい。
とにかく反抗して見せてたけど、あなたパパの事大好きでしょ、と思いながら観た。笑。
好きだからこそ許せなかったし(過去)、好きだからこそダメな所は見せたくなかったんだろな(現在)。
娘の遅れてきた反抗期に振り回されながら過去の自分を省みるパパ。
なんか二人の心のデトックスみたいな旅だった。
両脇に原っぱが続く広大なアメリカの何にもない道は、二人が一緒に過ごさなかった時間を表している様にみえたわ。お互いに進んできた道はあるけど、そこに二人の共有していた思い出はない。
時々彼女が断片的に思い出すパパとの楽しい思い出は小さかった頃のままなのが悲しかった。
子ども時代は本当に一瞬。
一番寄り添ってほしい人がそばにいてくれないというのは、人間の核の部分にすごく影響を与えるんだなと改めて思った。
今は結婚した後にも選択肢はいくつもあって、全員が死ぬまで同じ家族が普通でもない。選択肢が増えることは自由度は増すけど、あくまでも夫婦の選択肢なので、それによって振り回される子どもも多い。みんなが納得のいく形になるのは難しい。
だからこそ、家族の形態が変わった後の子どもとの関わり方が重要になってくるのだろうなあと思いながらみていた。
パパが関係を修復しようとしたのは、過去の娘への贖罪もあると思うけど、このパパはちゃんと娘に向き合うだけの愛があったんだなと思う。
本当に全ての子どもたちが、食と愛に飢える事のない世界が来るといいなと思う。
全く無駄がない脚本!
観客は、なんだか気まずそうな親子のドライブ旅行に同行することになります。
ちょっとした会話やエピソードから、徐々に二人の関係や旅の目的が明らかになっていく過程が素晴らしい。
旅の途中で出会う人たちも素敵。
とくに美しいダンスシーンは、それだけも観る価値あり!
失敗したからこそわかる、似ているからこそわかりすぎる。
途中、運転席と助手席をワンショットで撮らずに、わざわざ交互に見せるシーンがあるのですが、まさか終盤にのこ手法が活きてくるとは!!!
登場人物の心情を表現する見事な演出に興奮しました。
同じく二人の車内での会話を、運転席と助手席の間からカットを割らずに撮るシーンは、何度も映り込むフロントガラスに目が回りそうでした。
愛を伝えるのは難しい。
そもそも不在では伝えられないけれど、一緒に居たからといって上手に伝えられるとは限らない。
親子って似てほしくないところが似ちゃって同族嫌悪になりがちだし。
ただでさえ、父親と年頃の娘って難しいですよね。
一説には、同じ遺伝子が混じり合うのを避ける為に、似たフェロモンに嫌悪感を抱くようにできているそうな。
ところどころで差し込まれる回想シーンが伏線になっています。
過去の誤ちは消えないけれど、過去の誤ちがあったからこそ、今の娘の状況がわかる。
居てほしい時にいてくれなかった父親が実は一番の理解者で、居てほしい瞬間にいてくれる人だった。
親は、自分に責任があるのだから、娘を救えるのは自分しかいない…と
自分の経験から子供の為に先回りしがちだけれども、自分のことを決めるのはあくまでも本人。
ずっと囚われていた親から巣立つ旅であり
親にとっては子離れする旅でした。