明日をへぐる
プロット
日本
09月11日 2021 台灣上映
写真の女
プロット
日本
01月30日 2021 台灣上映
心霊写真
プロット
タイ
05月20日 2006 台灣上映
未来をなぞる 写真家・畠山直哉
プロット
日本
08月15日 2015 台灣上映
マグナム・フォト 世界を変える写真家たち
プロット
ドイツ
12月01日 2007 台灣上映
キルトに綴る愛
プロット
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01月01日 1900 台灣上映
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明日を綴る写真館評論(2)
何だろう、タイトルだけで見たくなり朝1番で映画館へやって来ました
とてもとても良かった
今すぐに人を撮りたくなってくる
そんな作品でした
写真好きで一眼レフをいつも車に乗せてます
私も人を撮るのは苦手で空や山や海川ばかり
あまり街は撮らないですね
鮫島さんが言っていた「被写体と同時に己を撮る」の意味が何となくわかるような気がします
一瞬しか切り取れないけどその中に全てを写したいと願いながらシャッターを切る、心がけたいです。
確かになんでもいいからシャッターを切っているわけじゃないしその時心が動いたから撮っている
人を撮るのは難しいです
ポートレートとスナップの違いもつい最近知りました
それほど人を撮ってなかったのですね
でもとても良い映画に出会えて幸せです
平泉成さん、ありがとうございます
◼️今作品は平泉成さんの60年に亘る俳優人生で初の主演作品だそうである。
素直に凄い事であると思ったし、一つの仕事を60年もの間、続けられて来た事にも敬服する。
それ故に、邦画の名優である佐藤浩市を筆頭に、黒木瞳、田中健、吉瀬美智子、市毛良枝らが、友情出演で馳せ参じたのであろう。
◆感想
・今作品は大作ではないし、派手なシーンも控え目に描かれているが、正に平泉成さんの俳優人生の様な作品ではないかな、と思ったのである。
・平泉さんが演じる武骨なカメラマン鮫島が営む古びた写真館。そこに、鮫島の"音が鳴る"写真を見て、衝撃を受けた新進気鋭のカメラマン太一(佐野昌哉)が、弟子入り希望でやってくる。太一は人物写真が苦手なのだが、ホスピスに入院している祖母のために、昔の家族写真を求める孫の想いを叶えるために、夜中、瀬戸内迄車を走らせる鮫島の姿を見て、彼の写真への思いが変わって行く様。
・鮫島の息子は自身の吹奏楽の大会を含め、家族の節目に、海外に写真を撮りに行っていた父に蟠りを持っていたが、父の写真に対する思いを間近で見て、父を見直す姿。彼は自分の結婚式は質素に行う積りだったが、フィアンセのウエディングドレスが着たいと言う本音を聞き、母(黒木瞳)が勤める式場で皆に祝福されながら、式を挙げるシーンも良い。
・太一の表情も、序盤と違い笑顔に溢れていく。それは自分が撮った父(田中健)とケーキ屋を営むけーきちゃん(咲貴)が作ったケーキの写真をインスタグラムに挙げたことで、お客さんが戻って来た事を嬉しそうに語る姿を見て、写真の力を知ったからであろう。
◼️鮫島は妻(市毛良枝)と、結婚した後も式を挙げていなかったが、太一の粋な計らいで二人の結婚式を、写真館に縁のある人達が集まり式を挙げるシーンも良い。
<今作品は平泉さん出身の旧額田郡(現岡崎市)をメイン舞台にして、描かれているのも良い。長年、俳優を続けられて来た平泉さんにとっては、正に"故郷に錦を飾る"作品であろう。>
◼️私事で誠に恐縮であるが、私は今作品のメイン舞台になった都市で暮らしている。鮫島写真館として、劇中度々映される写真館では、人生の節目節目で様々な家族写真を撮って頂いた。特に感慨深かったのは子供達が成人式の写真をこの写真館で撮って頂いた時である。出来上がったアルバムを見て、少し涙が出たからである。
歴史のある写真館のあるこの街が、私は好きなのである。そして、平泉さん、素敵な映画を有難うございます。