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ガン・ファイター プロット アメリカ 01月01日 1900 台灣上映
ガン・ホー プロット アメリカ 01月01日 1900 台灣上映
ガン&トークス プロット 韓国 03月21日 2003 台灣上映
ミッシング・ガン プロット 中国・アメリカ合作 05月10日 2003 台灣上映
ビッグ・アメリカン プロット アメリカ 01月01日 1977 台灣上映
ビッグ・ウェンズデー プロット アメリカ 04月21日 1979 台灣上映
ビッグ・ガン評論(5)
哀愁と言うのが似合いすぎる。殺し屋である主人公が足を洗おうとする所から物語は始まり、妻子を殺される事で話が動き始める。組織の幹部との孤独な闘い。渋いですアランドロン。殺しのテンポが早く、飽きずにドンドン行く。もったいぶった面を見せずに好感が持てました。終わり方も定型ぽいところはありますが、ハッピーエンドでなく非情な終末を迎えるのは一貫してローテンションな物語にマッチしてました。面白かった。
手違いで組織に妻子を殺され、報復のため組織の幹部を一人ずつ追いかけ仕留めて行きます。
原題が指すのは、その大物幹部達のことでしょうか。Alain Delon演じる殺し屋の処遇について方針が分かれます。
英題は、"No Way Out"。
倫理観より常に自分の利益を優先する人もいれば、命懸けで友人を守る人もいる…。信じたら負けなのか。組織の人間模様を時にスタイリッシュに、時に哀愁たっぷりに描いていました。
カーチェイスのロケシーンは時間や場所を選んでいるのでしょうが、ヨーロッパの各地がとても空いて見えました。どんよりと淋しい街並みが、作品に似合っていました。
銃やナイフではあっけなく即死するものの、無抵抗の女性に暴力を振るうシーンが多々ありました。
ストーリー: 70
キャスト: 75
演出: 75
ビジュアル: 65
音楽: 65
とてもアラン・ドロンらしい典型的な映画である。ハリウッドの派手なすっきりするアクションというよりは、刹那的な映画という意味でフランスというかイタリアらしい映画である。
カー・アクションはとても多い。古い映画だしアメリカと異なり小型の車が多く、ちょっとぶつかっただけで簡単にペチャンコになってしまう。映画の進化というよりも車の安全性の進化に気がつかされる。スタントマンも大変だったろう。
ギャングどもは容赦なく暴力を振るう。相手が女でも目的遂行のためには遠慮しない。銃で撃ってあっさりと命を奪うハリウッド物よりも生々しい。もちろん演技だからかなり手加減しているのは画面からはっきりわかるのだが、演出上そのようなきつい場面が多いのも刹那的。そんな彼の映画が好きな人は楽しめると思います。
以前にBSで見ていたのを午後のロードショーでまた見た。ずいぶん前に見たのですっかり忘れていて新鮮な気持ちで楽しかった。アラン・ドロンのイケメンぶりが凄まじかった。殺人がえぐくてよかった。親分連中の間で意見が分かれていたのに結局全員殺されてしまった。
女性に対する暴力がひどくてちょっと引いた。見るからにろくでもない女なのだが、かわいそうだった。