世界18カ国でリメイクされたイタリアのコメディ映画「おとなの事情」の日本版。ある出来事をきっかけに結びつき、年に1度集まっている3組の夫婦と1人の独身男性。今年も楽しい時間を過ごすはずだったが、1人の参加者の発言をきっかけに、それぞれのスマホに届く全てのメールと電話を全員に公開するゲームをすることに。後ろめたいことは何もないと言いながらも、実は全員が絶対に知られたくない秘密を抱えており、自分のスマホが鳴らないことを祈っていた。スマホに着信があるたびにパーティは修羅場と化し、事態は予測不能な方向へと転がっていく。独身男性を東山紀之、50代のセレブ夫婦を鈴木保奈美&益岡徹、40代の倦怠期夫婦を常盤貴子&田口浩正、30代の新婚夫婦を木南晴夏&淵上泰史が演じる。「バースデイプレゼント」の光野道夫が監督を務め、「世界から猫が消えたなら」の岡田惠和が脚本を担当。
おとなの事情 スマホをのぞいたら評論(10)
常盤貴子はやはり上手。
でも、めでたしめでたし ではない笑
夫婦で観に行きましたが、
そこまで過激な内容ではなかったし
大丈夫だと思います。笑
常盤貴子?鈴木保奈美?いや違う、誰がなんと言おうと田口浩正さんに決まりでしょう。有名な名脇役の田口さんですが、今回は本当に素晴らしい演技でした!田口さんじゃなければこの映画の良さは半減したでしょう。田口さんの顔芸⁈と言ったら失礼になるかもしれませんが絶妙なリアル感を表現していて、かといって大げさな表情でもなくホントに面白くてクスクス笑ってしまった!
イタリアのコメディ映画のリメイクとの事でしっかりとした内容でハラハラドキドキしながら良かったです。だだラストがそれはないよなぁと。無理矢理ハッピーエンドに持ってくのが腑に落ちなかったです。しかしコメディ映画と捉えるなら致し方ないと納得。
そんな時に この演劇みたいな映画を観たら 泣けるよ
視覚で圧倒するシチュエーションもない。旬な俳優もいない。
ひとつの空間だけで見せる かっこいい劇。
大雪で上映スタート時間に間に合わず、開始20分ほどで入館。ちょうど三平が入ってきてアイスを渡すところから見始める。それでも話の大筋は十分にわかる。
3組の夫婦と独身(ゲイ)がスマホを前に置き、かかってきた電話やメールをその場でみんなに公開しながらやり取りをしなければならない。そうなったのは若い夫婦の疑問からで、夫婦には隠し事はないのか、それをどう乗り越えたのかと先輩夫婦に投げかけたことが発端。
3組の夫婦はW不倫・妻への嫉妬心・夫への疑念・ゲイだとカミングアウトとしないでもいい告白をさせられることになる。
最後には雨降って地固まるように絆が深まり来年も集まろうと決意する。
水害でたまたま逃げ込んだビルで3日間生き延びた仲間というのも絆が深い理由でもある。
舞台のように1場面で話が繰り広げられるのは、実力派の俳優陣でないとここまで面白くはならなかっただろう。特に田口浩正の細かい動きは絶妙。東山紀之とのスマホ交換あたりは注目。
それぞれの立ち位置・キャラがはっきりしていて分かりやすく面白い作品だった。
気まずい表情、やましい事や後ろめたい事がある時の表情、嘘や秘密がバレた時の顔の表情が抜群にリアルで面白い。
皆ベテランの実力派俳優だが特に東山紀之と田口浩正のやりとりがクスっと笑えて良かった。
もうちょっと本編を長くしてもっと過激でドロドロした内容でも良かったかな。
自分だったらスマホは絶対に見せたくないです。
iphone が1台も無いのはこれも「大人の事情」。
鈴木保奈美は久しぶりの映画出演だと思いますが、昔と全然変わらないですね。