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君がいる、いた、そんな時。 プロット 日本 06月13日 2020 台灣上映
君だけが知らない プロット 韓国 10月28日 2022 台灣上映
君がいた夏 プロット アメリカ 05月20日 1989 台灣上映
遠い明日 プロット 日本 11月03日 1979 台灣上映
僕がいない場所 プロット ポーランド 10月13日 2007 台灣上映
お墓がない! プロット 日本 02月07日 1998 台灣上映
明日、君がいない評論(15)
ほんのあらすじだけ見て鑑賞したが、想像していた感動ものとは全く違うので驚いた。(どちらかというと憂鬱になる)
そうきたかあ…
いやこれはすごく純粋な気持ちで作られた映画だわ…
本当に人がこれ以上孤独にならない世界にしようと本気で考えたときに
この作品の影響力はすごいと思う。
あのラストにおそらく誰もが驚くと思うけど、わたしもそうで、
「え!?そっち??」と「うわ…全然見てなかった…」っていう後悔が半々の感情になった。
多分登場人物の5人だけでなく、視聴者も思いっきり彼女のことをスルーしていたと思ってて、五名のことばかり頭にあって脇役の彼女のことは一切考えていなかった。まったく心配とかしていなかった。それは作品の演出上仕方のないことではあるが、しかしこういう形で人の孤独を表現させるのは本当に見事。観客はもうこんな公開するもんかと思うのだ。
最初から私はこの映画の見方を間違っていたんだとラストで気づかされる。ずっと死んだの誰だろと犯人捜し目線で見てしまっていたけど、そうじゃないんだな、きっと。なので、もう一度みようと思う。100分の中にこれだけ複雑な事情や感情が詰め込まれてるってすごいよね本当。たぶん一回目じゃ吸収しきれないよ。
2回目の鑑賞:
なるほど、絶対2回見たほうが面白い映画であった。
めちゃめちゃ伏線ありますやん。1回目では違和感を感じていただけでスルーしていたシーンが完全なる伏線だったと気づかされる。(ゲイの子がルークを見つめるシーンとか、お兄ちゃんの行動とかね)シャッターアイランドを思い出しましたなあ。
観た後あることに気づかされて、
ケリーが自殺したとわかるまでは、ずっと5人の中に自殺者がいると思い込んでいたこと。つまり、5人の誰がそうなってもおかしくない状況だったってこと。これは、あんな多様性のある5人でもそれぞれに死にたくなるほどの理由があって、本当にみんないつ死んでもおかしくない状況の中生きているんだなと思い知らさせるんだよね。普段はどれだけ気丈に振る舞っていたとしてもね。本当に見ていてしんどくなるような苦痛をみんながみんな抱えていて、社会ってそんなもんなんだなってこと。集団って、とくに高校生活なんてまさにそうだよね。キラキラしたものの裏にこんなことがあるんだよ。
あの名前は知らないが、ピアノの曲が流れる感じとか「普通の人々」っぽいなあと思ったりした。
自殺した人に
「何で?」
って思っちゃう悔しさとか喪失感に無理やり理由や解釈をつけず、見る側に投げてくるこの描き方はなかなかだと思いました。
友達に紹介されて観て、なんでこんなに重い映画を?と思っていたけど結末を知って納得しました。
自分も友達を亡くしたときに、周りの辛さなんてみえず自分のことばっかり考えていました。そのことでどんどん周りとうまくいかなくなり、そんなときに紹介され観ました。いかに自分が一番辛いと溺れていたかが身にしみて感じました。
作品の中では一人一人問題を抱えていて、自殺をした子が幸せそうに見えたのになぜ?っと、でも自分の意思を伝える相手もいない、周りの人と接する中でうまくいっていない、こういうことも積もっていくと耐えられない寂しさに追いやられるのだと思いました。
最後のインタビューでさえ自分の話でなかったことに、ズっと痛くなりました、
観たあとで思うものが沢山あって、何より同じ19歳でこの作品を作りあげていることや友人を亡くしていることに胸が痛くなりました。