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クローズド・サーキット プロット イギリス・アメリカ合作 01月01日 1900 台灣上映
ノートに眠った願いごと プロット 韓国 11月03日 2007 台灣上映
クローズド・ノート評論(20)
現在と過去が交差しながら、映像は勿論一つひとつの台詞も綺麗で丁寧に描かれていたと思います。
色々と噂の絶えない沢尻エリカさんも、透明感のある清純な女子大生を“確り”演じていてお見事でした。
公開した時にも見に行ったけど、いまいち印象に残ってなくって、出演者に色々あったから、見れるうちにと思って見てみた。
沢尻エリカが全盛期の時だけあって、可愛い。
肝心のストーリーは、わかりやすいとは思う。
時系列にしてるみると過去を振り返っているとはいえど、そんなに経ってない(結果1年前くらいだと思われる)事に改めて気付かされた。
主人公の行動は可愛いんだけど、タカシ側にしたら正直無神経なような可哀想な気持ちになってしまった。
なんでノートが棚にあったんだろうかとか色々思うこともあるけど。
どうにもならない大切な人を失った経験を重ねてそれぞれが思えば、心を温かくしてくれる作品です。
綺麗な空気感とひとをおもう気持ちが繊細に描かれた映画。
映画「クローズド・ノート」(行定勲監督)から。
女優・沢尻エリカさんと竹内結子さんが演じる
ふたりのヒロインは、とても爽やかに
私の心の中を通り抜けていった。
映画の冒頭「確り」という字の話になる。
マンドリンクラブの指揮者は、沢尻エリカさん演じる、
教育大に通う香恵が音を外すたびに、
「確り」(しっかり)の意味を説明するシーンがある。
彼は彼女に「しっかり(確り)」とは、
「スコアどおりに確実に音を押さえるということ」と説明したが
「しっかり=確実」という図式が私の中で出来上がった。
その後、物語の核となる、竹内結子さん演じる、
小学校の女性教師の日記に、この「確り」の文字を見つけ、
気になる一言を呟く。
「すご~い、この人、『確り』が書けてる」
実は、この場面、物語の展開とはあまり関係ないけれど、
私にとっては、なるほど・・とメモすることになった。
掛け軸の禅語だったり、こうした漢字の読みだったり、
私の映画鑑賞は、これからも、他人とは違った角度から
切り込んで行くことになりそうだ。(笑)