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華麗なる悪 プロット イギリス 01月01日 1900 台灣上映
華麗なる陰謀 プロット アメリカ 01月01日 1900 台灣上映
華麗なる一族 プロット 日本 01月26日 1974 台灣上映
華麗なる追跡 プロット 日本 04月26日 1975 台灣上映
華麗なる暗殺 プロット アメリカ 09月19日 1970 台灣上映
華麗なるギャツビー(1974) プロット アメリカ 08月03日 1974 台灣上映
華麗なる賭け評論(9)
終盤になってお話がそろそろ終わりそうなのがつらくなる映画です
もっと観ていたい
そんな映画です
サスペンス映画のようでそうではない
マックイーンとフェイ・ダナウェイの男と女の小粋な大人の物語です
いつもは下層の人間役が多いマックイーンが本作では富豪のやり手実業家の役でちょっと違和感あるのも直ぐ馴染みます
カッコいい在りたい姿の男と女の物語の始まりです
フェイ・ダナウェイもハイファションを見にまとい、お洒落に華やかに振る舞い大人の女の魅力とは何かを見せつけてくれます
中盤の夜の別荘でのチェスゲームのエロチックさはたまりません
特にチェスのビショップの高い帽子の部分をフェイ・ダナウェイがエロい仕草でなぞるシーンは18禁ものです
カメラもお洒落で小粋な映像を捉えています
分割画面もお洒落感が高まり効果抜群です
ハスケル・ウェクスラーの撮影と知り納得です
冒頭の主題歌だけてもうノックアウト
超有名な大ヒット曲で出だしだけでえっ知ってる!となるでしょう
音楽はミシェル・ルグラン
英語の歌詞なのにフランス語に聴こえてしまうくらい素敵です
劇伴も素晴らしいものばかり
クールジャズ風の曲もレベル高いです
ミシェル・ルグランはただのイージーリスニングの人だと思うのは大間違い
若き日の彼は、マイルス・デイビス、ジョン・コルトレーン、ビル・ エヴァンスらとレコードも録音している程のジャズマンだったのですから
ルパン三世に似た空気感が全体を支配しています
ビッキーは峰不二子的イメージです
おそらく彼女の元ネタはビッキーかも知れません
サンドバキーはルパン三世でも良くでるモチーフでした
そしてまた1972年のイタリア映画黄金の七人にもお洒落感は通じます
本作の二人が、もしビッキーが彼の元に走っていれば、そして彼が英国の大学教授の大金持ちであったなら本作がその物語の最初になるようなお話ですから
もしかしたら、本作が黄金の七人の着想の原点で有ったのかもそれません
流石はノーマン・ジュイソン監督
堪能させて頂きました
マックイーンのまだ見ていない映画だと思って見始めたら、すぐに前に見た映画であったことを思い出した。大部分忘れていたので、見続けたところ、栄華を極めた男の虚しさなどが描かれた面白い映画だった。しかし結末が逮捕されず逃げて、あまり盛り上がらないし、印象的じゃなかったので忘れていたのだと理解できた。
最初の20分くらいは、最高の仕上がりだったのに、だんだんと内容が薄められ、ありがちな話へと堕落していく。もったいない。
こういうエゴイズムの塊みたいな彼が魅力的なんですか?
犯罪の手口と音楽は秀逸。
特に強盗描写にもっと焦点当てて、強盗計画しながらロマンスをする駆引きみたいな画があれば、今向け。
それと、強盗をもっと派手に。