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エンバー 失われた光の物語評論(6)
主演の女の子がかわいいのもいいです。ファンタジー映画はこうでなくっちゃ、といく押さえどころをきっちり押さえてます。
かなり古いですが子供の頃に見た「ヤングシャーロック ピラミッドの謎」の時の興奮を思い出しました。
一緒に見た子供もまったく飽きなく見てました!
3連休にぴったりのDVDでした。
これ、映画館でみたかったなあ。
煮え切らないお話だったかなぁ~
冒険物にしたかったのなら
序盤から頑張ってほしかったな・・・
出てた俳優人には期待☆
なかなか面白い設定の映画。地下の都市って綺麗なイメージが多いけど、これはかなり現実的。
整備が行き届いてないし、町中汚いし、食料不足…
ここで育って死んでいくのはかわいそう。缶詰めがご馳走だなんて…
特に仕事が決まってること。それだけ仕事もない。
市長役のトム・ハンクスがなかなかいい!一人だけ食料ため込んじゃって…
シアーシャが演じるリーナがこの先幸せであることを祈る。
卒業式の代わりに割り当て日(Assignment Day)があり、各自職業が割り当てられる。くじを引かせるのはコール市長(ビル・マーレイ)だ。ドゥーンとリーナはそれぞれくじを交換し配管工、メッセンジャーとなった。町の中核を為す発電機であり、皆の憧れの職業だったようだ。そんな新生活がスタートしたのち、箱を手掛かりにエンバーの出口を探すことになった。
とにかくビル・マーレイの市長の悪事・・・といっても、食料を独り占めして幸せに浸っていただけのおまぬけぶり。気持ち悪い巨大な動物はFFに出てきそうな人間を食べるヤツだった。発明家の父ティム・ロビンスも雰囲気があった。
かなり狭いエンバーシティ。東京ドーム一個分くらいか?人口も千人程度のような気がする。配管のトンネルをくぐっていったら民家に出てしまうし・・・冒険の開始は巨大な船なのかと思いきや、小さなボート。これもスプラッシュマウンテン風のジェットコースター感覚で楽しめる。しかし、冒険に出るのが遅すぎ・・・あっという間にエンディングを迎えるのです。
なぜ地球が滅びようとしていたのか理由もわからないし、エンディングで放射能にやられたらどうするんだ?と冷や冷やものだった(笑)。まぁ、手塚治虫の「火の鳥」風だったなぁ。
それで、なんとなく同じ脚本家っていうのは納得できましたね。専門的なことは分からないのですが、挿話的なシーンの入れ方の順序とかが、それっぽいんですよね。落ちをつけるっていう感じで。
でも、やっぱりここは演出が光ってなかった気がしましたね。もっともっと興奮できるように撮れたと思うんですよね。危機迫る感じを演出すべきところが、ほとんどあっけなく撮られているから、観ていてもったいない気持ちにばっかりなってました。ビル・マーレイだって、もっともっと悪い感じで描いてほしかったですよね、せっかくだから。ティム・ロビンスも、もっともっと葛藤含みの父親像を演出できたと思うんですよ。あとは、主人公二人は置いておくとして、その次に重要なソルの描き方。もっともっとキーパーソン的に前半から伏線はって欲しかったなぁ。あぁ、あのソルがこんなにも役立つなんて!みたいな驚きがほしかったですよ。
まぁ、主人公二人の恋愛要素を組み入れるかどうかは別にしても、なんかそれに類する物語の駆動力みたいなものが、もうちょっとほしかったですね。そうしたら、もっともっと面白くなった気がしますよ。
あ、でもシアーシャ・ローナンは、なんだか可愛いね、この頃から。