MIRRORLIAR FILMS Season5
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サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ評論(20)
自分みたいに爆音音楽好きな人間は気をつけないと、いや覚悟しないといけないなと身につまされた。
全音楽ファンに見てほしい。
人によって考えの違いはあれど、悪人がまったくいない。
主人公も根っこは善人なのに辛いことがいくつも起こる。
それが障害の怖さ、人間の身体の摂理なんだな、と。
難聴になっていく過程がとてもリアルで、ドキュメンタリー感すらある。
タイトルの”メタル”がトリプル・ミーニングくらいになっている物語構造も面白い。
主人公を演じるリズ・アーメッドがめっちゃイケメン。
一番かっこいいときのチノ・モレノっぽいセクシーさ。ツボ直撃でした。
彼の心情の動きを見る映画。
それを成り立たせている演技は見事でした。主演男優賞いけるんじゃないか?
ちなみに主人公のバンドは日本でいうメタルでなくMETZやJapandroidsみたいなオルタナ系。
だから余計に自分みたいにノイズやらを聴いてるのが一番あぶないと怖くなったり;
主人公の着てるバンドTが面白くて、アインシュタイン・ノイバウテン、Rudimentaru Peni、Youth of today、そしてなんとギズムも!
こりゃニヤニヤするでしょー。
つまりは自分みたいな音楽趣味が一番危ない;
ただ作中では大音量のせい、とは明確に描いてないんよな
レビューも感想も必要ない。
導かれるまま感じて下さい。
タイトルの「サウンド・オブ・メタル」はダブルミーニングだった。メタルバンドの主人公が音を失っていくという点でメタルの音の物語でもあるが、もう一つは、聴力を取り戻すためのインプラント手術後の音を指している。インプラント手術は簡単に言うと金属を耳に埋め込むようなもので、疑似的に聴力を回復させるためのもの。この音が大変に不快な金属音なのだ。映画は主人公が手術を受けた後の音を観客にも体感させる。世界の音の何もかもが金属の反響音として聞こえてくる。本作は、そんな描写も含めて、「ろう」とは治すべき病気や障害ではなく一つの生き方の実践であると描いている。ろう者のコミュニティが牧歌的な心地よいコミュニティとして描かれているのもその表れだ。音が非常に重要な作品なので、本当は映画館で観たい作品である。