警官の町という特殊な共同体内部の腐敗を描いた社会派ドラマ。監督・脚本は『君に逢いたくて』(V)のジェームズ・マンゴールド。製作は「スウィンガーズ」のケイリー・ウッズ、キャシー・コンラッド、エズラ・スウェルドロウの共同。製作総指揮は「ハッピィブルー」のボブとハーヴェイのワインステイン兄弟、メリル・ポスターの共同。撮影は「アメリカの災難」のエリック・アラン・エドワーズ。音楽は「ゲーム」のハワード・ショア。美術はレスター・コーエン。編集はクレイグ・マッケイ。衣裳はエレン・ルッター。出演は「デイライト」のシルヴェスター・スタローン、「バッド・デイズ」のハーヴェイ・カイテル、「乱気流
タービュランス」のレイ・リオッタ、「スリーパーズ」のロバート・デ・ニーロほか。
コップランド評論(9)
そこに立ち向かうは我らがヒーロー、スタローン。ロッキー、ランボーの如き爽快アクションが頭をよぎる。
期待は裏切られた。なんか全てにおいて中途半端。お姉ちゃんとは懇ろになりきれず、助太刀友人も説得力なし。極め付けは悪役警官達のあまりのあっけなさ。おい、もっと抵抗しろ(笑)
だいたい、この映画、善悪の役者配置が逆じゃないのか!デニーロとか、うずうずしてるぞ(笑)
普通の人がヒーローに、感を出したかったのかもしれないが、スカッとしたアクションを期待した私には合わなかった。
しかし悪い作品ではないので、楽しんで見られるとは思います。
カイテルもデ・ニーロも、ジャニーン・ガロファローだってもっと活躍してほしかったな。結局はスタローンとレイ・リオッタの映画だったってことか。ロバート・パトリックは髭を生やしてしまったらT2のイメージがないことに驚きだ。
決して派手な印象はない。
タイトルも、凡庸。
手垢の付きまくった汚職警官モノ。
題材自体に新鮮味はない。
しかし、映画のクオリティは、
とても高い。
この秀作感。
この感じがたまらない。
いい映画を観た感が、
より一層際立つ条件。
こういうの好きです。
映画っていいなぁと思う時って、
こんな時。
スタローンがロッキーみたいに朴訥とした役で、悲しみが滲み出しているような感じがとてもよかった。クライマックスの音のないところも斬新でかっこよかった。午後のロードショーで見たのだが、映画館で見るべき作品で、もったいなかった。