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裏窓の女 プロット イタリア 11月11日 1989 台灣上映
窓 MADO プロット 日本 12月16日 2022 台灣上映
裏街 プロット アメリカ 01月01日 1900 台灣上映
裏アカ プロット 日本 04月02日 2021 台灣上映
裏ゾッキ プロット 日本 05月14日 2021 台灣上映
裏面 プロット ポーランド 01月01日 1900 台灣上映
裏窓評論(20)
作品の舞台が斬新でした。古い作品ですけど、なかなか未だに他にない設定でした。一つの舞台、裏窓から見える景色からのみで進んでいく展開、情報が限定されるだけに想像が膨らんでしまう。さらに、観客が主人公ジェフと同じ目線で作品が見れる工夫も面白い。
ただ、ストーリーはそこまで面白いとは思いませんでしたね。漠然とした目撃情報からジェフの想像力逞しい推理が展開していくけれども、その推理はなかなか突飛なのもので、「それはないだろぉ」と思うこともしばしば。そもそも、宝石セールスマンが、奥さんと一緒に出ていくところ見逃してるし。それに、自分の推理にそぐわない事実を強引に捻じ曲げる推理展開、執拗に宝石セールスマンを犯人としようとする姿はちょっと違和感でした。そのせいか、事実はそのジェフの推理通りでしたが、主人公視点から感じられるはずの没入感は感じられませんでしたね。
あと、最後に、真相ははっきりさせなかったのも残念でした。宝石セールスマンと妻の間に何があったのか、どんな犯行だったのかなどモヤモヤしたまま終わったかな。今どきの映画だと、おそらく描かれたと思うけど、敢えて描かないのが昔の映画っぽいですね。
グレース・ケリーがとてもきれいでした。
今の映画のような刺激も無いし、何度も観てるので内容分かってますが映画館で観れて良かったです。
グレース・ケリーと共に映画史に残る一本だと思います。
1950年代のサスペンスドラマ。2020年現在からしてみれば、サスペンスは人気のジャンル。ストーリーの進み方は(ヒッチコックがサスペンスの神が故に)予想できちゃったけど、何故かハラハラさせられたのはやっぱり監督の凄さなんだろうな。
まず覗き見=すごく悪趣味なことだけど、カメラワークの切り替えによって、演劇というか舞台というか、そういう物を観ている感覚。
望遠カメラ持った瞬間またカメラ切り替わるんだけど、それでハッとさせられる。そうだ覗き見してたんだ、って。巧妙なカメラワークによって、観ているこっちも物語に引きずり込まれたかのよう。
ステラがいいキャラクターで好きだった。
途中リザがジェフに言った台詞
「男が妻殺しじゃないと分かったせいでがっかりしてる。私達まるで2匹の恐ろしい鬼だ」
ドキッとしたなあ。