ノット・ア・ガール
プロット
アメリカ
05月18日 2002 台灣上映
ビルド・ア・ガール
プロット
イギリス
10月22日 2021 台灣上映
ガール!ガール!ガール!
プロット
アメリカ
04月25日 1963 台灣上映
ロンゲスト・ライド
プロット
アメリカ
01月01日 1900 台灣上映
ライド・オン
プロット
中国
05月31日 台灣上映
フィール・ライク・ゴーイング・ホーム
プロット
アメリカ
10月09日 2004 台灣上映
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ライド・ライク・ア・ガール評論(20)
本人の生まれの恵まれた環境も十分あるとは思うが、とにかく好きこそモノの上手なれを体現しているというか、女性差別に負けず、すさまじい努力をひたすらに繰り返す姿は、スポ根好きな人にはたまらないだろうし、とにかく胸に突き刺さりまくる。
なんとしてでも成功してやるんだという強すぎる純粋な思いが画面から溢れ、中盤あたりに心の琴線に一度響いてからはもう涙が溢れて止まらなくなってしまった。人間の頑張る姿はどうしたって美しい。
展開もラストもある意味王道的ではある分、余韻には繋がりづらいかもしれないが、主人公の清々しさ、馬も可愛いし、胸が熱くなるこの作品を嫌いな人なんていないだろうなという感じ。
オススメ、太鼓判。
ストーリーは至ってシンプルで見やすい。
幼少期からクライマックスのメルボルンカップ制覇までを時系列に沿って順に描いているので何も考えずに素直に見れる。
98分と尺が短めなこともあって、飽きずに集中して見られるのもいい。
ただ短いが故に一つ一つのエピソードが淡白すぎるのがちょっと残念。落馬負傷からのリハビリ過程やメルボルンカップ前夜のシーンなどはもう少し時間を割いてもよかったのかなとも思う。
全体的には泣ける要素がいっぱいの感動ストーリー。
障害持ちの末弟と手を携えながら成長していく姿やリハビリ中の主人公が同様に故障がちの愛馬プリンスオブペンザンスに自分の姿を重ねながら共に復活の道を歩んでいくところなどは心揺さぶられる。
海辺を愛馬と共に疾走する場面などはとてもエモーショナルで印象的なシーン。
BGMも場面場面に上手くマッチしていて良かった。
ミッシェルの幼少期を演じた子役の子もめちゃくちゃ可愛かった。
実際のM.ペインからすると多少美化し過ぎな感もあるけど、鑑賞後には心洗われた気分になれる作品。
『オーストラリア競馬最高の栄誉・メルボルンカップ。女性騎手ミシェル・ペインが栄冠を手にする奇跡の実話』というある意味究極のネタバレがチラシにあり、結末を知って臨んだにも関わらず、一喜一憂し、挙句に泣いてしまうのだから始末に悪い。
二人の娘をもつ自分はサム・ニール演じるお父さんに素直に感情移入した。エロくそチキンとはいえ、たまには清々しい涙を流すのも悪くない。
主演のテリーサ・パーマーはキュートですね。ゾンビラブコメの『ウォーム・ボディーズ』も好物でした。ミシェル・ペインご本人と比べると美人過ぎるが、映画はこれでいい。
さほど珍しくもない構成なのは最初にわかる。
何やら想いを込めた貴重なレースがいよいよ始まる。
画面いっぱいの強い眼差しの女性騎手の顔。
亡くなったことを悟らせる近親者への言葉。
いざ!勝負!
で、生い立ちを追うストーリーが始まるのだが。
私自身、馬は触ったこともなく、馬券も買いませんが。
愛犬を家族に迎えて以来、動物に滅法弱くなりまして。
最初の数分で心持ってかれました。
女性騎手の真剣な眼差しと同じ強さで、
馬の描写。
耳から始まるんです。
敏感に聞き取る(きっと気配も感じる)ピンと張った耳。
自分の周りの世界を見通す艶々の瞳。
そして、芝の匂いや他の馬の臭いも嗅ぎ取る鼻。
めちゃくちゃ可愛い。
演出としてはここはかっこいい方が適切?
レースへの気合いを人馬一体となって表現させているのかな。
でも、私には可愛いという感情がブワッと湧いて来ました。
女性騎手の偉業を伝える映画としては、ここは彼女のアップと、言葉、レースの盛り上がりを伝えれば十分なはず。なんならいかにも走りそうな強そうな馬体を写せばいい。
そのシーンで
お馬さんの愛くるしさを感じさせる部位を見せる。
どういうこと?
監督さん、馬が好きなんですよね、きっと。
ま、そうでなきゃこれ作らないか。
この3カットにキュルッとした私は
(MIU404見てます。綾野剛くん好き)
あ、この映画見て良かった。と、もう満足。
あとはチラシで見た通りの苦難と克服を経て、最初のシーンへと戻る。
あ!
そうかまたあの可愛いお耳が見れるのね。
やっぱり可愛いわぁ、と、満足。
途中、落馬した彼女をじっと見つめる瞳のズームや、浜辺で波と戯れる姿の遠景など、馬の描写にはそのたびにキュルッとなって心配したり安心したり。
実話をただ再現しているのではなく、(当たり前でしょうが)映像として、観ている者の心を動かす作品でした。馬の描写だけでも。
男の社会で女性が道を拓くのは至難の技。
いろんな業種で「女性初の」人はみな、偉業でしょう。
それを自らは偉業です、なんて言わない。
だって、好きなんだもの。やりたいんだもの。
気持ちありき。
だから、そのために出来ることを全てやってきた。
ただそれだけ。
なんて、さらりと笑って言う彼女のなんて幸せそうなこと。
再度、満足。
いい映画でした。
ドキュメンタリーじゃない。
ところで
私はお父さん役のサム・ニールさんを見ると
志垣太郎さんを思い出す。