犯人に告ぐ
プロット
日本
11月03日 2007 台灣上映
エーゲ海に捧ぐ
プロット
日本・イタリア合作
04月21日 1979 台灣上映
暴力をめぐる対話
プロット
フランス
09月24日 2022 台灣上映
僕の初恋をキミに捧ぐ
プロット
日本
10月24日 2009 台灣上映
ソング きみに捧ぐ愛の歌
プロット
アメリカ
01月01日 1900 台灣上映
ひぐらしのなく頃に
プロット
日本
05月10日 2008 台灣上映
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権力に告ぐ評論(1)
"Based on a True Story" 多少ニュアンスが違う "Inspired by true events " なんてフレーズを映画のオープニング・クレジットで何時からか、よく目にすることがある今日この頃...
この様な映画スタイルを貫く場合、多少なりともリスクが待ち受けていることを製作者は分かっているはずなのに... シノプスの注目すべき点でもある映画自体が仮想的な悪を支持する側に回るか、それとも視聴者の見やすい安直な善の側について見ている者にカタルシスを振舞うのか。その結果として、出来上がったシナリオに賛同できればいい映画と言われ、当然のこととして嫌われれば "あんたダメね~ッ!" って、物事をせっかちに捉える方々からは見捨てられ、SNSなんかではお馬鹿映画として片付けられてしまう... そもそもこの世の中、悪も善もそんなの無いってか?
この映画はどうなのか?
いきなり話が変わって... ところで、この映画「権力に告ぐ」は、2007年の日本映画「犯人に告ぐ」と題名が似ていると思っていると、検事と警視の立場は、違うにしろ映画の序盤で言われのない嫌疑やマスコミ対策の失敗から孤独な立場に追い込まれ、それから這い上がり、事件の真相を解決する孤独な闘いを描いているところは多少シチュエーションが違っても何か同じように共感を呼ぶところがうかがえる。 韓国版は協力者がいます。
映画の始まりから、ダンプがらみのアクションシーンとか、検事がハラスメントをしているとか、葬儀の場で当事者の子供が出てきたりとか、この映画「権力に告ぐ」の監督さんは、のっけからモリモリの演出をして映画を形作っていく方法は、"Based on・・・" というよりも "Inspired by true events" と言った方が潔く感じる。
今、係争中のこともあるのか、しかけた側のローンスターがらみの話しを一切、バッサリと切り落とし、内向けの韓国銀行の不正だけを取り上げている演出は、肩透かしすら起こしようがない... 何か意図的に映画のランク自体を下げているように見えてしまう。
でも一方から見ると正義を貫く検事の活躍を描いたプロットに、その真逆のような非常に分かり易い一元的に悪を象徴するキャラを登場させることでストレートにこのスキャンダルを描いているのは万人受けは必至な事。最後は、我々にバトンを渡すようなラストで幕が閉じる。
映画「権力に告ぐ」 は上辺だけはもっともらしく、不正を告発しているように見えて、"Based on a True Story" のリスクを最初から放棄をしているように個人的には受け止めている。だから、なんとなく物足りなさを感じてしまう。地元では人気のある映画としても...
Lone Star hints intent on out-of-court settlement with Seoul over KEB
dispute(Pulse Maeil Business News Korea見出し記事より)
ローンスター側の顧問弁護士が、"お互いに友好的にしかも賢明な" 法定外の選択肢を受け入れる提案をしているという事は、和解の道を模索していると受け止めることができる。なんて、どっちが大人で、どってが悪か? 何時終わるか分からない問答のようになりました。
「公明正大」がこの映画の一つのキーワードとなっている?