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ブルースチール評論(12)
連続殺人犯のユージンにも主人公のメーガンにもどうも感情移入ができないなぁ~。
殺人の動機が今ひとつわからないし、この女性警官ちょっと尻軽すぎません?
初出勤でスーパーの強盗に出くわし、犯人を射殺してしまう。
ところが犯人が撃とうとしていた拳銃が見つからない。
たまたま居合わせたサイコな男が隠し持って姿を消したらしい。
このサイコ男に付け狙われることに。
監督はキャスリン・ビグロー、粗いけど面白い。
新米女警官が神出鬼没のスーパー変態男に逆に追っかけられながら、全然逮捕できない、変な逆鬼ごっこ。
画はブレラン影響下。
男根隠喩の拳銃を男女が取り合いぶっ放し合う様をマッチョな女性監督が喜々として撮った傑作。
100分の短尺が正しい。
無駄の無い高濃度。
後半はセックスと暴力だけで引きつけようとしていたとしか思えない。
銃社会や犯罪都市へのアンチテーゼという肯定的な見方をしないと、時間の無駄にさえ思えてしまう。
ただ、前半の吸引力は半端ない。それだけに見終わった後のだまされた観もまた半端ない。
との謳い文句で鑑賞
この映画で受賞したのかと思ったら違うんだね
そりゃこれでアカデミーとれたら驚愕やけどな
何から何まで受け入れられず
なんでそうなんの?の連続で、
早送りで見ても退屈さがマシにならない…