50% 想看,共 126
評論 | 分享
最高の恋人 プロット アメリカ 02月04日 1995 台灣上映
勲章 プロット 日本 04月14日 1954 台灣上映
日本人の勲章 プロット アメリカ 05月05日 1955 台灣上映
最高のパートナー プロット 韓国 10月11日 2008 台灣上映
スイッチ 人生最高の贈り物 プロット 韓国 12月01日 2023 台灣上映
彼女は最高 プロット アメリカ 02月01日 1997 台灣上映
最高殊勲夫人評論(5)
主人公(若尾文子)の姉二人が結婚したのは、会社の跡取り兄弟だった。
自分たちは結婚しないと三男(川口浩)と約束するのだが・・・。
セリフが生き生きとしていて、とても楽しい。
セリフが終わると間髪入れず次のカットへ移る編集の多用はポップなリズムとスピードを生み出している。これが「卍」と同じ主演女優と監督の作品なのだから、編集がいかに重要なのかがよく分かる。
若尾の溌剌としたビジネスガールぶりも爽快。
御茶ノ水駅のホームから湯島聖堂方面を望むカットには丸の内線と外堀通りの坂を上る市電。あの坂道を電車が上っていたとは驚き。
フィルモグラフィーを見ると、人間心理の奥底にある暗部やら闇やら、戦場の狂気やら、サラリーマン社会のダークサイドやら、歪んだ性癖やら様々なものを描いてきた監督。
その増村保造が、パッカーン!!とひたすらアッパーに明るくオシャレでハッピーに展開するスクリューボールコメディを撮ってる!
高度経済成長中の元気な日本を舞台に、おそろしいほどのスピード感で疾走する恋のさや当て。なんてったって若尾文子が可愛くて最高。ビビるほどオープンで真っ直ぐ。こんなヒロインを好きにならずにはおれませんよ。そしてラスト二人の台詞がまた最高。
アクション映画のように怒涛のスピードでドラマが展開するので片時もホッとさせてくれません。ラストまで一気。本家のアメリカ製SBコメディでもここまでのスピード感ある映画はそうはないのでは?とにかく徹底した演出が凄い。
最高のテンポとグルーヴで若尾文子の可愛さを堪能できました。