ある女性の背中より400年前の霊魂が、再び世に生まれ出てくる姿を描く。製作総指揮はメルビン・G・ゴーディ、製作・監督は「アニマル大戦争」のウィリアム・ガードラー、脚本はウィリアム・ガードラーと卜ーマス・ポープ、原作はグラハム・マスタートン(日本ヘラルド映画出版局刊)、撮影はミシェル・ユーゴー、音楽はラロ・シフリン、特殊効果はジーン・グリッグ、オプチカルはデイル・テイトが各々担当。出演はスーザン・ストラスバーグ、トニー・カーチス、マイケル・アンサラ、ステラ・スティーブンス、ジョン・セダー、アン・サザーン、バージェス・メレディスなど。日本語版監修は明日香欽一。ドルビー・サウンド・システム。CFIカラー、パナビジョン。1978年作品。
マニトウ評論(3)
インディアンに頼むことになったが、白人との確執のためなかなか承知しないが、インディアン協会に10万ドルの寄付と、呪術師ジョンにはタバコを少々で引き受けてもらった。数百年前の呪術師の霊ミスカマカス。色んな悪霊を呼んで人間と対峙する。対決するジョンも草原の霊や北風の霊を呼ぶがなかなか退治できない。最終的には病院にある機械の霊を集中させるのだが、機械は白人が作ったものなのでうまくいかない。そこでハリーが呪術師になったつもりで戦うのだ。
クライマックスではカレンに乗り移った機械の霊がミスカマカスに攻撃をしかけるのだが、当時としてはかなり凝った映像。『スターウォーズ』の特殊効果みたい。オカルトものが好きな方にしかおすすめできません・・・
マニトウ=精霊みたいなもの
女の首に種瘤が出来てその中に胎児がいると言う。
しかも昔のインディアンの呪術師が復活すると言う(笑)
外科手術では取れず、今度は呪術には呪術で対抗して呪術師を雇う。
コケるのはこのラストでマニトウの宿るものを操って攻撃するのだが、何せ相手は古の強大な呪術師。
まともに勝負しても敵わない。
やけくそで投げつけた機械製品にダメージを受けた呪術師に対して、機械のマニトウをぶつけよう…と。
機械にマニトウ宿ってるんだ(笑)