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あのこと プロット フランス 12月02日 2022 台灣上映
女の足あと プロット 日本 03月28日 1956 台灣上映
愛のあとに プロット フランス 12月19日 1992 台灣上映
熱のあとに プロット 日本 02月02日 台灣上映
あんのこと プロット 日本 06月07日 台灣上映
花のあとさき ムツばあさんの歩いた道 プロット 日本 06月01日 2020 台灣上映
花のあと評論(20)
藤沢作品もかなり映画化されつつある中、女性剣士が主人公になるのは初めてだ。この藤沢作品の良さとなる山形の四季を大切にし、純愛を貫くところがやっぱり素敵だ。北川景子が主役ということで期待はしてなかったのだが、彼女の表情がいい!正面から見ると、下唇が色っぽすぎるけど、不倫中の伊藤歩の悪賢そうな唇とは対照的でもあり、純愛ぶりが伝わってくるようだった。セリフ回しはちょいと難点・・・
全てを理解し、優しく包み込み、仇討(正確には違う)にも一歩下がって見つめている甲本の役どころは美味しい。男はこうあるべきか。
そんな主演を共演者がしっかりサポートしている。甲本雅裕、宮尾俊太郎、國村隼、猿之助をはじめとして、伊藤歩や佐藤めぐみも良い味わい。主演者に頼らない映画作りを感じた秀作。
藤沢作品が好きなので、臆することなく観に行った。。
北川景子が時代劇…?という不安(おそらく本人も)な
配役に驚きつつ、冒頭の違和感が抜けていく成長ぶり、
劇場はやはり(爆)中高年の嵐だったが、彼女のことを
知っているオバさま方は一体どのくらいいたんだろう?
「この子知らないのよね~」という声が方々で聞こえた。
武士の家に女として生まれてしまった負目からなのか^^;
剣の道を極めてきた主人公の以登。すでに許婚も決まり、
あとは彼の帰りを待つだけの日々。そんな中、同じ剣術
の達人で下級武士の江口孫四郎と花見の席で出逢い、
試合の約束を交わす。手抜きをせず竹刀を交えてくれた
彼に恋心を抱く以登だが、もう彼と逢わぬよう促される。
孫四郎の縁談も纏まり藩命で江戸に向かう彼だったが…。
冒頭のぎこちなさが中盤以降で段々と解けて、ラストの
仇討ちのシーンは意外にも鮮烈な印象を残すまでになる。
北川景子の無口で芯の強い女剣士ぶり、許婚に扮した
甲本雅裕の体たらくのようで実はキレ者という男前ぶり、
「人は見かけに依らぬもの。」
を地でいくような、面白さが後半で幕を開ける。
昨今の若い人は何かとすぐ「キレる」みたいだけど、
本当のキレ者とはこういう頭の使い手を指す褒め言葉。
どうせキレるならこっちでキレてみせてほしい^^;
完成度の高さよりも、清々しい余韻を残した佳作。
惚れた。斬った。晴れた。の単純さが却って心地良い。
(これも桜がキレイな作品。正坐で花見。はムリだけど^^;)
全体的に優等生に話をまとめすぎて引っかかる何かが無くなっています。 画はきれいですし、許嫁の心の広さも感じられるが、主人公「いと」の動機が希薄。北川景子がきれいに撮れているので、ストーリーにとげがないのが、印象を薄くしています。観客が、恋に落ちるか、失恋するかどちらかに振るべきだったと思います。 北川景子ファンでしたら、スクリーンでアップを堪能できるので、良しと思います。 評価に無関係(か?)ですが、まつ毛がカールしているのにもっと早く監督気が付かなかったのでしょうかね?途中でストレート。
あれで、ピアスの穴なんて出てきたら、ショックですね。