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夜明けまでバス停で プロット 日本 10月08日 2022 台灣上映
夜明けのスローボート プロット アメリカ 10月13日 1990 台灣上映
夜明けのマルジュ プロット フランス 10月16日 1976 台灣上映
夜明けのガンマン プロット アメリカ 01月01日 1900 台灣上映
夜明けの詩 プロット 韓国 11月25日 2022 台灣上映
夜明けの夫婦 プロット 日本 07月22日 2022 台灣上映
夜明けの街で評論(20)
BS日テレで映画見ました。
最後の大どんでん返し(奥さんに不倫がバレていた)は予想外でしたが、「不倫=悪」というありきたりの構図にはガッカリ。
現実的に考えれば、あのような怒りを表に出さない奥さんはまず存在しない。
しかも、夫がどこで不倫の尻尾を掴まれたのかも不明確。
奥さんにバレた後は「終わりの無い地獄」が始まると描かれていましたが、離婚すれば、それで地獄は終わりだ。
不倫に傾注した活力で、新しい人生を始めれば良いのだ。
現実問題、不倫は非常に多い昨今、不倫をする男は、通常、もっと無理せず慎重にやるでしょ?(実は私もそうなのだが・・・)
実際、この小説を真に受けた女読者から「だからホント男ってバカなよねぇ」なんてツイートされてる。
その女! この出来の悪いフィクション小説を真に受けるな!
リアリティがない!
作家の単なる荒唐無稽な妄想!
結論⇒「不倫=悪」という綺麗事で済ませられるほど、現代社会は単純ではない。
現に、不倫は減少するどころか増加の一方だ。
作家はもっと現実を直視せよ!
もっと、現実を取材せよ!!
新しい価値観を構築せよ!
とは言っても、作家は「金儲けに一杯一杯で、そんな事できるか」がホンネじゃろうな。
サスペンスの方はインパクト薄、引っ張った割りには・・・な感じでしたね。
しかし岸谷五朗が演じた主人公の渡部が冒頭から言っていた通り、不倫なんてバカな奴のすることには間違いなく同意。
仕事も順調、幸せな家庭もあったなら、尚のことその通り。
ただ深田恭子に不倫地獄に誘われたなら、果たして断れるのか、男なら絶対悩むところでしょうね(苦笑)
もし深田恭子をミスキャストと思ったら、この映画の評価は酷いことになるでしょう。
私はドップリ嵌まってしまった方なんで、渡部に少々感情移入しながら、案外楽しめてしまいました。
渡部のようないいおじさんになって、あんな可愛い子の誘惑断れる訳が無い。
男はそんなにバカじゃない、けどバカになってしまいそうなぐらい、深田恭子が魅力的すぎた!
ただ終盤のサスペンス部分が消化不良な感じだったのは返す返すも勿体無い。
木村多江が演じた奥さんの存在感で、一応物語の終わりとしては十分恐怖を感じれて締まりはしましたが、脚本自体は相当微妙だったような・・・。
まあでも、深キョンの小悪魔ぶりで、私は十分満たされました。
深キョンがきれい。不倫の部分は「あーあ、若い子にのめり込んじゃったよ、おじさん」としか思えず、女性が思わず不倫に走ってしまうセクシーな既婚男性感はない。不倫物として平凡。
東野圭吾が原作と後から知り、ショック。
一番可哀想なのは、奥さんだな。
ただ、深田恭子なら殆どの男が渡部さんと一緒だろう・・・間違いない❗
ラストの木村多江の言葉が恐ろしすぎる・・・
自分の想像と、違いました。
深田恭子さんの、役では ないような気がするのは、自分だけですかね?