明日に向って撃て!
プロット
アメリカ
02月21日 1970 台灣上映
輝く夜明けに向かって
プロット
フランス・イギリス・南アフリカ・アメリカ合作
01月27日 2007 台灣上映
フットルース 夢に向かって
プロット
アメリカ
01月01日 1900 台灣上映
キャプテン翼 明日に向って走れ!
プロット
日本
03月15日 1986 台灣上映
愛に向かって走れ
プロット
アメリカ
01月01日 1984 台灣上映
静かに燃えて
プロット
日本
10月14日 2023 台灣上映
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明日に向かって笑え!評論(20)
そう多くはお目にかかれないアルゼンチン映画、初めはダラダラとしていて集中が途切れるも、中盤以降、面白くなってくる。
フェルミンとロドリゴ親子が現実でも親子というところが興味深い。うん、確かに似てる。
グレイトリセット、預金封鎖など日本の陰謀論者たちの間ではまことしやかに囁かれているだけにタイムリーな映画(私は陰謀論者ではありませんよ)。
秘書役の女の子が綺麗だった。
元々観るつもりはなかったのだけど予定が狂っての鑑賞。でも結果的に観てよかった!
- 2001年にアルゼンチンで起きた金融危機を背景に、夢と財産を騙し取られた少しおバカだが、善良な市民達が悪徳弁護士マンシーの鼻を明し、財産を取り戻す物語。-
◆感想
・ブエノスアイレス近郊で、ガソリンスタンドを営むフェルミン(リカルド・ダリン:アルゼンチンと言えば、この人!)は寂れた町を再興するために、農協再建を思い付く。
- 町の住民から、少しずつ金を借りる過程でユニークな町の人々の姿が、描かれる。-
・必要な30万ドルにはアト20万ドル・・という所まで金を集め、銀行支店長の勧めで全額預金するフェルミン。だが、翌日の緊急封鎖で預金は凍結。失意の中、フェルミンは事故を起こして、最愛の妻を亡くしてしまう。だが、彼の元に驚くべき不正の情報が・・。
- ここからの、フェルミン達が悪徳弁護士マンシーが、彼らから巻き上げた金の奪回方法が実に面白い。
「おしゃれ泥棒」で、ピーター・オトゥールが考えた厳重な警報システムを解除させる方法(分かりますよね!)をヒントに、彼らが考え付いた奪われた金を奪回する姿が、愉快、爽快、痛快である。マンシーが、センサー異常アラート通知が来る度に、必死の形相で隠し金庫に車で何度も駆けつける姿。可笑しいなあ。-
<不正をして、利益を得る輩には必ず正義の鉄槌が下されるのである。おバカだが、真面目に生きる町の住民達が自分たちのお金を奪還するために、絞った知恵の数々(嵐の度に停電する地域の悩みを逆手に取ったりね・・。)が面白いのである。
愉快、痛快、爽快な物語である。>
泥棒物は今昔いろいろあるし、見たけど、こんなに田舎でキャラが素朴なのは初めて。
月並みな表現だが心温まる作品。
泥棒物で起きる事はたいてい起きるがどこかのんびりしてて良い。
マテ茶🧉のセット昔買ったのがあるんで久々飲んでみようかな( ^ω^ )
そして、アルゼンチンの金融危機。
1990年代の終盤から、2000年代の初めにかけて発生した金融危機だ。
日本では、バブルが弾けた後遺症で、山一証券や、長銀、拓銀なんかが破綻した時期と重なる。
もともと、アルゼンチンは80年代、他のラテンアメリカ諸国同様、放漫財政からハイパー・インフレを経験し、90年代になって、緩やかなドル・ペッグ制に移行し、為替やインフレを一定程度抑えることに成功していたことから、この作品に描かれたような事態は非常に衝撃で、債務不履行にも陥ってアルゼンチン債が紙くずみたいになり、最近でも、僕の仕事で当時のことが話題になるほど、対外的なアルゼンチンの評価を下げる大事件だった。
だから、今でも、アルゼンチンの財政政策を信用している人は多くはないし、実は、昨年(2020年)5月にも国債の利払いが実施されず、9回の債務不履行に陥った。
当時の、こんな状況で、米ドルのキャッシュをひとりで抱え込み、甘い汁を吸おうとする弁護士がいたら、それは、やっつけるべきなのだ!
それこそ、勧善懲悪!
アルゼンチン国民の大半の生活は困難を強いられていたのだから、許す!。
そんな気分で、とろ臭いおっさん連中を中心に、憂さ晴らしをして、ハッピーエンドなのだが...、約1名、裏切るやつが...いた!
まあ、これもアルゼンチンというお国柄なのだ。
この国は決して、完全に団結することはないのだ。
僕は強くそう思う。
ああ、サッカーとタンゴの国アルゼンチン。
チェ・ゲバラを生んだ国アルゼンチン。
この国は、一体どこに向かっていくのだろうか。
金融危機を迎えていたアルゼンチンだから2千ドルでも高いんだろうし、農協を作ることによって30人の雇用が生まれるというのだから、弱者を応援したくなる内容。
ただ、金庫破りなんてやったこともない連中だったし、相談していても突飛な意見ばかりで紛糾する。とりあえずセキュリティの警報が携帯に送信されるのを阻止するために、鳴らしまくってセキュリティオフにさせる方向になった。だけど、却下される案件だと思って聞き流そうとしてたら採用されているし、変電所爆破が意味のあるものだったのかどうか・・・ちょっと理解できなかった。
『おしゃれ泥棒』のブーメランにヒントを得たフェルミン。そんなコメディが役に立つんかい!と実行するところが笑える。そして、頻繁に登場する「ペロン主義」という言葉・・・やっぱりググっちまったわ。