「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのビゴ・モーテンセンが主演・製作・音楽を手がけ、異国の地で消えた娘を探す父親の孤独な旅を幻想的なタッチでつづったロードムービー。「リヴァプール」「死者たち」のアルゼンチン人監督リサンドロ・アロンソと、アキ・カウリスマキ作品を手がけるフィンランドの撮影監督ティモ・サルミネンがタッグを組み、四隅が丸い変形スタンダード・サイズの映像で独創性あふれる世界観をつくりあげた。1882年、パタゴニア。デンマーク人エンジニアのディネセン大尉は、アルゼンチン政府軍による先住民掃討作戦に参加していたが、野営地にいた娘インゲボルグが忽然と姿を消してしまう。必死の捜索を続けるうちに広大な荒野で一人きりになった彼は、一匹の犬に導かれるようにして不思議な世界へと迷い込んでいく。2014年・第67回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され、国際映画批評家連盟賞を受賞。
約束の地評論(3)
ただ独自の画角の中に収まる絵の構図がやたらよくて、感心しながら最後まで集中して見ることができました。
劇場内を出て展示してある映画の写真を見て、なるほどオマージュ的なものがたくさんあったのね…やられた思いと、悔しい思いと、つまらん!などとなぜか負け惜しみ的な感情とが入り混じった複雑な気持ちになってしまいました。
思わずパンフを買いそうになるのを我慢して、後であれとあの映画でも見直そう、と思って劇場を去りましたー
綺麗で寂しげな荒野を父親がいなくなった娘を
探して 探して さがしまくります
一部のファンはこのような作品は熱狂的支持されてますが
ハリウッド系映画が好きな方には退屈かもしれません
私は?と思いながら 難解でたんたんと物語が進むストーリーは
嫌いではないですが、ラストはわからなくて うなってしまいましたが、こういう作品もありですね。
あの寂しく 美しい荒野は 一見の価値ありです
スクリーンの四隅の角が丸くて 正方形っぽい画面も
興味深かったです