燃えよ剣(1966)
プロット
日本
11月12日 1966 台灣上映
燃えよピンポン
プロット
日本
05月03日 1999 台灣上映
燃えよデブゴン
プロット
香港
10月31日 1981 台灣上映
燃えよドラゴン
プロット
香港・アメリカ合作
12月22日 1973 台灣上映
燃えよデブゴン7
プロット
香港
01月01日 1900 台灣上映
ドキュメント 燃えよカンフー
プロット
中国・香港合作
11月19日 1983 台灣上映
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燃えよ剣評論(1)
岡田准一、鈴木亮平、山田涼介ら俳優陣が見事に作品世界を生きたことが、見事に映し出されている。主要キャストに括れないかもしれないが、芹川鴨に扮した伊藤英明も存在感も秀逸だ。男たちの譲れない、それぞれの矜持が儚く、美しく、畏敬の念すら抱かせる。
司馬遼太郎の歴史小説が原作、さらに新選組副長・土方歳三の生涯を描いていることを鑑みれば、語るべきポイントが多くあることは誰しも承知しているだろう。それゆえ、この148分を長いと解釈するか、これくらいが適切ではないかと解釈するかで評価は分かれるかもしれない。
原作を読了の方はご承知のはずだが、小説で描かれていた「男色の気配が蔓延し内部崩壊していくさま」が、映画では一切が省かれている。映画として捨てる部分、捨てられない部分は当然あるだろうが、ここは「燃えよ剣」を描くうえで回避できない箇所だったのではないか……と考えた時期もあったが、そんなことは大した問題ではないと思えるほどに、新選組の面々の生き様に胸を打たれる。とにもかくにも、これは映画館で鑑賞すべき素晴らしい力作であることは間違いない。