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劇場版 DEEMO サクラノオト あなたの奏でた音が、今も響く評論(6)
結果から言えば、劇場で鑑賞する意味のある作品でした。
梶浦さんが制作した主題歌(あと劇中歌?)を目当てとしつつ、他の音楽もとても印象深かったです。
梶浦さんは主題歌制作ということだったので他の劇中歌などは知らず、鑑賞後に調べてみると音楽ゲームが原作でありつつ、音楽性を強く意識して制作されたそうで日本でもオーケストラコンサートが開催されるほどとのことでした。
原作ゲームの音楽も聞いてみましたが、映画のものとはアレンジが違っているようで、劇場の環境で聞く価値がありました。サブスクで配信しているものを聞いてから改めてまた劇場に行こうと思います。
ただ、ストーリーは人によって好みが多少分かれるかと思いました。個人的には好きでしたが。
全編に音楽が弾かれながら物語りは進んでいく。ゲームには無いオリジナル要素を追加して連鎖的に紡がれる物語りは観終わってから振り返ってあのシーンはもしかして?と考えさせられる余韻も持っていた。キャラクターが生き生きと前向きに描かれた本作は、少女が未来を探す成長の物語か。原作を知らなくても楽しめると私は感じた。むしろオリジナル要素がとても良いアクセントになっているのでゲームをしていた人も改めて観て感じて欲しいと思う。温かく優しい気持ちになれる映画でした。
音楽シーンが迫力あって良かった。
(ゲームの音楽とアレンジが違う?)
キャストも豪華で、特に濱田岳さんが良い味出してましたね、明日も楽しみです。
期待していたDEEMO曲が劇場クオリティで体験できる、音楽映画としてとても満足できました!
ゲームでは語られていなかった要素が、
劇場アニメとしての新しい解釈やキャラクターを織り交ぜて構成されており、
DEEMO未プレイの視聴者にも向けて、とてもよくまとまっています。