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M★A★S★H マッシュ評論(10)
しかし監督が特典映像のインタビューでわざとベトナム戦争と混同するように撮ったと告白している。撮影はベトナム戦争たけなわの1969年だ
ベトナム戦争の厳しすぎる現実にブラックユーモアでかろうじて精神の均衡を得ようとしたからこそ評価された映画だ
ヒッピー世代がベトナム戦争に放り込まれるか、徴兵から逃れたかして、彼らが実際には出来もしない軍隊にブー垂れたかったことを代弁したからこそのヒット映画だ
ベトナム戦争の苦しみから切り離されて本作を観たとしても何の良さも価値もない
まして日本人に生まれベトナム戦争を知ら無ければ、映画として無価値だ
ヒットした主題歌だけが耳に残るのみだ
あんなラジオ放送やってみたいもんだって思わせるようなユルさが、おそらく当時のアメリカ人にとってストレスになっていた部分を少し解放してくれていたのかな。
生死の現場をシリアスには語らないことで、戦争のくだらなさが伝わってくる。
朝鮮戦争を舞台にコミカルに医師たちの様子を描いており、痛烈な戦争批判のようにも感じる。完全なブラックコメディであるが、日本人には合わないのか、ものすごく笑えるというわけではない。アメリカの年配の人には最高に面白い作品なのかもしれない。
戦争とは馬鹿げたもの。しかもアメリカは友軍として、単にお遊びとしてしか感じていない雰囲気がよく伝わってくる。ホットリップスと呼ばれるようになったサリー・ケラーマン。軍紀を乱す兵を報告する!なんて声を荒げていたけど、結局はロバート・デュヴァルと寝ちゃって、それが野戦病院基地で放送されたことが原因だ。デュヴァルはサザーランドを殴ったために帰国させられたけど、シャワー中にテントをまくりあげられたりして、ホットリップスは最後まではじけるようになってしまった。
戦争シーンは一切なく、手術シーンがやたらと多い。なぜか医療シーンだけは真面目な作りとなってる。全体的にバカバカしさによって反戦を訴える映画となってるけど、人命だけは尊重しているのだ。
人種問題もさらりと取り入れ、笑えるシーンのてんこ盛り。テーマ曲の自殺のすすめみたいなのも笑えるけど、神父の扱いが微妙だった。戦地に神父がいることも皮肉なのかなぁ。それにしても日本の歌謡曲がバンバンかかるというのも・・・
改めて見直してみたがやはり面白い。権威主義や軍隊的縦組織が嫌いな監督の思想に共感するところが多い。
オープニングで物悲しさが漂う美しいメロディの主題歌(歌詞がまた謎)でヘリが乗せているのは負傷してグッタリした兵士。軽口を叩きながら血まみれでする手術。ブラックユーモアがドギツ過ぎず、淡々としながらも芯のあるメッセージ。全体のバランスが絶妙で素晴らしい。
ドナルド・サザーランドやエリオット・グールドの佇まいがまた良い。この後にスターになるのもわかります。