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ふたごのユーとミー 忘れられない夏評論(2)
映画 #ふたごのユーとミー 忘れられない夏 (2023年)鑑賞
主人公のティティヤーさんの演技が本当に素晴らしかった。マジで一人二役とは全然気づかなかった
監督が双子ということも彼女の演技にリアリティを与えてるんだろうな
@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました
今年211本目(合計1,303本目/今月(2024年6月度)11本目)。
(前の作品 「母とわたしの3日間」→この作品「ふたごのユーとミー 忘れられない夏」→次の作品「」)
fansvoicejpさまのご厚意で3週間も先に見ることができました。
公式の案内や終了後のYoutubeによるトークショーほかでもネタバレ規制はかかっていませんがネタバレになりうることは問題になるので薄目に行きます。
誰が見ても双子と見える2人はそれぞれある時期までは仲良くすごしてきましたが、その2人が別のきっかけで別の男性を好きになってしまい、かといって双子の2人が表立って喧嘩するわけにもいかず…という、恋愛ものと双子ものを重ね合わせたタイムービーです。その恋愛の結末、そしてその2人や恋愛対象の男性のとった結末は…という映画です。
きわめて広い意味ではシスターフッドにあたりうる映画でしょうが、そこまでの印象はなし。まあそれを言い始めると女性が2人出ただけでそうなりますからね。
タイ映画としては、他に逆にいわゆる「ボーイズラブ」系の映画が一定数あったり、逆にホラー映画扱いのカテゴリ(どちらも大阪市ではシネマートで放映されるのが通例)が一定数あり、逆にこういった映画は少なかったので良かったです。タイ映画でありインド映画ではなく120分ちょっとで(実際の映画館での放映では予告編ほか含めて135分あたりか)見やすいのも特徴といったところです。
やや気になった点として、タイ(1999年が舞台)映画として、お店ほかの看板になにも字幕がないので、街内のいろいろなお店を訪れるこの映画のストーリーとしてどこを訪れているのか理解が難しいところがある(日本・タイ共通の文化で推測が付くところと、つかないところがある)のが気になりましたが、お店がどうこうはほぼ関係しないので(換言すれば、お店の人が基本的にストーリーを動かすことはない。全くではないが、お店が何屋さんかを知らないと理解不能になったりすることがない)、タイ映画という特殊性(実際に字幕をつけられる方も限られているものと思います)まで考えて減点なしの扱いにしています。
実際の公開日は3週間先ですが、タイ映画としては「ある程度」珍しい(どうしてもボーイズラブもの、ホラーものが一定数シェアで見られるので)この作品、おすすめです。