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座頭市兇状旅 プロット 日本 08月10日 1963 台灣上映
座頭市喧嘩旅 プロット 日本 11月30日 1963 台灣上映
座頭市血笑旅 プロット 日本 10月17日 1964 台灣上映
座頭市地獄旅 プロット 日本 12月24日 1965 台灣上映
座頭市御用旅 プロット 日本 01月15日 1972 台灣上映
座頭市物語 プロット 日本 04月18日 1962 台灣上映
座頭市鉄火旅評論(3)
名人刀鍛冶(東野英治郎)に修理を依頼するが・・・。
娘だが養女となっていた藤村志保が気の強い女を好演。
シリーズの中でもとても面白い作品。
チーターの歌から始まる。おっと藤田まことだ。みんな若い。東野英二郎がいい役だ。
悪党がわっかりやすい。そいつをバッタバッタと斬っていく盲目の勝新、かっこいいではないか。
ザ・時代劇って感じで楽しめた。
あんまのシーンが最高、むちゃむちゃ下手やん、爆笑です。
これまで何人もの敵をなぎ倒してきた座頭市。
その強さは、居合の腕だけではなく、その名刀のおかげでもあった。
本作では、その刀に寿命が来てしまう。刀を捨て、カタギとして働く座頭市。
さてどうなるのか?!・・・この設定自体がこれまでにないパターンでした。
本作ではうどん食いながら敵を斬ります(YouTubeにある名シーン)。
今回の悪役も汚い奴なんだ。
ひたむきに働く兄妹の全てを奪おうとするクソ野郎。
これに対して座頭市の怒りが爆発。
結局「やっぱり俺はカタギにはなれねぇ!」と言って、殴り込む。
ラストは「雪」の舞う「夜の宿場町」でのバトル。
何度観てもこの組み合わせは良いものです。
本作で15作目。愛着が湧いてきたというのもあるのですが、毎回、勝新太郎の座頭市としての魅力が増しているところが凄いです。座頭市は、サスペンスやチャンバラシーンは意外と少ない。何の変哲も無い日常シーン(話す、食べる、歩く、座る)や、日本の風景の撮り方で魅せてくるんだよね。これが様式美というものだと思う。