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BLOOD THE LAST VAMPIRE評論(2)
「BLOOD」シリーズの原点となる作品です。ここから全てが始まりました。
ベトナム戦争時の沖縄米軍基地に現れた異形の生物“翼手”と、それを狩るセーラー服姿の少女・小夜の壮絶な戦いを描きます。
48分と大変短いですが、そこに籠められたものの密度がハンパなかったです。
小夜とは何者なのか、翼手とはいったい何なのか、などなどキャラクターや設定の説明を極力省き、類稀なる疾走感とホラー演出が光る名編だなぁ、と思いました。
時代背景がとてもキナ臭く、ただものではない雰囲気が漂っておりました…。とてもデリケートな地帯に潜入する小夜とデヴィッドにハラハラ…。翼手は人間に化けることができ、一体誰が敵なのかを探るサスペンスも秀逸の極みでした。
血まみれのバイオレンスが炸裂するアクション・シーンは圧巻の一言。さすが常に最先端を行くproduction I.G.…脱帽です。
小夜の声優は工藤夕貴。役柄と声質がピッタリでとても様になっていました。英語も当然のことながらペラペラ(笑)
めちゃくちゃカッコいいニュー・ヒロイン誕生の瞬間だなぁ、と感じました。
やはり2時間程度の作品は30分×50話の作品に伏線や話の深みにおいて敵うはずもなく、アニメの方がすごく難しい話になっていました。なのでこの作品を観るくらいならアニメ版をおすすめします。