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カンバセーション 盗聴評論(7)
映画は盗聴を生業としているジーン・ハックマンが壊れていくというもの。そら、そうなりますよね、普通の人なら。ラストシーンが超渋い!
結論は難解。どこからどこまでが真実なのか、妄想なのか、さっぱりわかりませんでした。ネットで見てもよくわかりません。ハリソン・フォードは悪い奴なの?
それだからこそいいんだ!ってやつね。批評家からは高評価のようです。
私はやっぱりいやだ。スッキリせん。
依頼された盗聴の中味についてはノータッチであるのが信条だったが、つい聞いてしまって「彼に殺されるかも」という会話に引っかかってしまった。ジャクター・ホテル773号室というキーワードが耳から離れなくて、夢にまで見た恐怖の瞬間。依頼主に聞いても「金は外で勘定しろ」と言われしぶしぶ引き下がり、問題のホテルに直行する。
結局殺されたのは彼らカップルではなかった。誰が誰を殺したんだ?と不安になり極度の精神錯乱状態になるハリー。しかし、「これ以上深入りするな!お前のところを盗聴してるからな」と脅迫電話が入り・・・
ブレイク前の若き社長ハリソン・フォードがまぶしい。ジーン・ハックマンも精神的にまいってゆく姿が見事。盗聴の恐怖をいう現代にも通用するテーマを描いた佳作だ。ただし、ストーリーは単純。
今でこそ秋葉原でも通販でも簡単に監視・盗聴器具は手に入るが、この時代にもうここまでそのようなものがあったのが興味深い。そしてそれを使いこなすジーン・ハックマン演じる男は、その世界を知っているが故に自分が監視・盗聴されないように極端に用心深くなって他人を信用出来ず、だから他人とも良い関係を築くことが出来ない。彼に何気なく差し込まれた筆記具が、彼のそんな警戒心をより強くする。そして彼の仕事の内容から、自分が狙われていると彼の心を激しく掻き乱す。
彼のそんな男の孤独さと、心理が良く表現されていた。作品全体を通じて緊張感と孤独さと疑心暗鬼で満たされている。そしてその男を演じたジーン・ハックマンが良い演技で存在感を示していた。
コッポラ監督作品の中では地味だし、同時期に制作された『ゴッドファーザー PART II』の陰に隠れてしまっているが、独特の雰囲気を持っていてなかなか面白い。ハックマンに手を出してくる事件の関係者の力が強いので、これならば別にハックマンを雇う必要もないのではないかとか、抽象的表現があって事件の背景が必ずしもはっきりしない部分もあるのだが、心理的に追い詰められてくる演出が良い出来栄え。