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プロヴァンス物語 マルセルの夏評論(6)
ストーリー: 70
キャスト: 70
演出: 75
ビジュアル: 75
音楽: 75
幸せな少年時代の何気ない日常を、19世紀末の南仏ののどかな美しい自然を背景に愛情を込めて描かれる。後に小説家となった彼自身が、大人になって振り返る形で挿入される解説入りの場面の演出がうまい。少年の目線からの家族模様と彼をとりまく世界は決して物質的に豊かなわけではないが、これ以上望むものは特にないくらい豊かで新鮮な驚きと冒険に満ちている。
よくある主題ではあるのだが、演出のうまさでなかなか面白い作品になった。のどかでのんびり流れる音楽と合わせて、見ているほうも少年の気持ちになる。また彼を見守る家族の深い愛情が感じられる。この時代の社会もわかって興味深い。
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マルセルにとってパパは世界で1番尊敬してる人間で、パパの威厳が傷つくことを嫌がる。だから狩猟の時パパが獲物を取れるようにアシストしたり、なんて良い息子なんだ!.
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時代を感じたのは、叔母さんが妊娠したとき29歳でだいぶ高齢出産だねって言われてたこと。今なら29歳なんて適齢期だし、もっと歳いってから産んでる人なんて星の数ほどいるし(笑).
9才のマルセルは教師である父と美しい母と弟と4人で慎ましやかに暮らす。
叔母の家族と共に、大らかな光が溢れる南仏の自然の中でひと夏過ごした。
子供ならではの瑞々しい目線に沿って、ストーリーは進む。
マルセルが大人になって昔の思い出を振り返る設定なので
セピア色の古びた映像が、どこかノスタルジーな感覚を引き出している。
なので、子供時代の感受性がよみがえり
あの懐かしい日々を疑似体験させてくれる。
子供の頃、両親が連れて行ってくれた千葉の海水浴場。
大嫌いな苦い海水や、刺身の美味しい民宿。歩いて買いにいったアイス。
捕まえた魚を海水ごとポリバケツに入れて
家に持って帰りたいと無理をいったこと。
子供のとき自分は何を考えていたか
どんなに親は自分を大切にしてくれたか・・・
この作品には、そんなことを思い返させる力がある。
決して派手な出来事はないんだけれど
日常を静かに描いたステキな映画です。
ショックウェーブ観ようと思ったら、ほぼ満席。
そんな訳で恵比寿へ。
行って気付いたリマスターかっ。
新作かとばかり思ってた勉強不足。
でも画の質感とかが懐かしく感じ、またストーリーも相まって何かワクワク。
童心に帰ったかの様。
ああ戻りたい。