花園の迷宮
プロット
日本
01月25日 1988 台灣上映
偽りの花園
プロット
アメリカ
08月01日 1954 台灣上映
沙漠の花園
プロット
アメリカ
04月15日 1937 台灣上映
霧の港の赤い花
プロット
日本
02月21日 1962 台灣上映
秘密の花園(1993)
プロット
アメリカ
10月09日 1993 台灣上映
花と夕日とライフルと… 風来坊
プロット
イタリア
11月25日 1972 台灣上映
本站關於電影海報,預告,影評,新聞,評論的綜合性電影網站,我們提供最新最好的的電影以及在線影評,業務合作亦或意見建議請電郵我們。(Copyright © 2017 - 2022 KKTM)。聯絡我們
夕霧花園評論(15)
なんだか同じことがいまでも起きていないだろうか。モリカケ問題や桜疑惑では、安倍晋三の関与が明らかなのに、知らぬ存ぜぬで貫き通してしまい、何のお咎めも受けなかった。相次ぐ閣僚の不祥事では、任命者として「責任を痛感している」といいながら、結局何の責任も取らなかった。元国務大臣の甘利明は、大臣室で100万円の賄賂を受け取るという大胆不敵な収賄罪を犯していながら、入院するという王道の裏技を使って議員辞職もせず、しれっと国政に復帰して自民党の税調会長におさまっている。マスコミは追及しない。
思うに、日本という国は、誰も反省しない国なのではないか。言い訳と自己正当化が国民性なのかもしれない。いじめを咎められて、遊んでいただけ、遊んでやっていると開き直るいじめっ子と、基本的に何も変わらない。その一方で権力者や強い立場の者には従順だ。弱い者をいじめて強い者にはヘーコラする。それが日本人の本質なら、これほど悲しいことはない。東京五輪での感染拡大の責任は誰が取るのだろうか。
本作品はそんな日本人の犯した悪行の傷跡が残るマレーシアを部隊にした戦争映画である。雑魚キャラの日本兵の他にマレーシア軍の敗残兵も登場するが、兵士の例に漏れずこちらもクズばかりだ。沖縄で少女を犯す海兵隊員もそうだが、軍隊という組織は構造的に悪を生み出しやすい。軍隊そのものが人を殺すという悪行のための組織だからと言っていいのかもしれない。
ヒロインはテイ・ユンリンという名前からして、中華系マレーシア人と思われる。演じたリー・シンジエも中華系マレーシア人だと思う。完璧な左右対称の顔が美しい。撮影当時は43歳くらいだったと思われるが、スタイルも綺麗である。ヒロインに相応しい女優さんだ。
中村有朋という庭師を演じた阿部寛の台詞は殆ど英語で、発音はジャパニーズイングリッシュだったが、それがなかなかいい。思慮深い日本人の庭師の役がよく似合っていた。本作品ではその思慮深さが重要な鍵となっている。
スパイは肯定されるべきなのか否定されるべきなのか、時代によって異なるのだろう。ジェームズ・ボンドは思い切り肯定されて映画の主役にもなったが、警察のエスや産業スパイ、社内スパイなどはいまでも否定的な評価だ。
中村有朋が戦中戦後にどのような働きをしたのか、その秘密を有朋はユンリンに託した。有朋が築こうとしている庭は誰の命によって、あるいは誰の依頼で造られるのか。資金はどこから出ているのか。
映画は異なる年代のシーンをパッチワークのように次々に貼り合わせながら、マレーシアにおける戦争の悲惨さと日本軍の残酷さ、自国の敗残兵の醜さ、正規軍の無力、そしてイギリス高等弁務官による統治下での英国人の贅沢三昧などを背景に、静かで美しい大人のラブストーリーが展開されていく。やがてそれらのシーンがユンリンの背中に凝縮されて、すべての秘密が解き明かされる。とてもよくできた作品だ。どこまでも相手を思いやる大人の恋愛物語は、時代に関係なく人の心を敲つものである。
第二次大戦での日本軍のマラヤ(マレー半島)占領や戦後のマラヤ共産党武装蜂起(非常事態)を背景に、悲惨な体験をした華人女性が、現地に残留した日本人庭師と過ごした日々を追想する。
日本軍の蛮行とストイックでミステリアスな庭師の対比で、戦争の理不尽さと愛の深さを示すシリアスなストーリー、と思っていたら、(ここからネタバレ)実はすべての伏線が、山下将軍の秘宝をめぐる謀略と争いに収斂するのであった。この落差に、何とも気持ちのもって行きようがなくモヤる(自分の山下財宝のイメージがしごくエンタメ寄りであるからか)。
映像は端正で、舞台であるキャメロン・ハイランドや密林の緑が気持ちいい。主演俳優リー・シンジエ(宮崎あおいを彷彿)が教養ある芯の強い女性を好演。阿部寛は英語の演技でも阿部寛らしい(ほめてる)。
ちなみにマラヤ非常事態をめぐる映画は昔「第七の暁」(1964英、丹波哲郎が出演)を観たが、それもこの映画も、マレーシアにおける英国人の独特な存在が描かれていて興味深い。
目を背けたくなる歴史に直面し
見た事もないほど不思議な物語
まるで 春琴抄 を読み終えた時のような感動があった。
主演は阿部寛さんとマレーシア出身のリー・シンジエ。
共演にシルビア・チャン。
マレーシア発の映画は初めて!
とても不思議な艶のあるミステリー。
中村有朋は本来の日本人が持つ良心と言ったところだろうか?
暴力は人を怪物に変えてしまう。
実は…色々と思うところがあってこの作品、ユーロスペースで2回見てます笑
海外の映画で日本の大スター阿部寛が主演!
普通に考えたら大きなシネコンを中心に大々的に公開、めちゃくちゃ盛り上がるはず!
なのになぜか?
ミニシアター中心の小規模公開で、阿部さんの知名度や実力から考えれば不思議なくらい話に出てこない。
その理由は日本兵の暴挙があまりにもリアルに醜くハッキリと描かれてるからだろう。
それはもう見てて虫酸が走るくらいに。
トム・リン監督はどう考えても反日主義者でこれは明らかな反日映画!過剰に日本を悪く描きやがって!
嘘です、そんなことは思わない笑
わからないけど、ほとんどの日本兵は実際にこう言うことをしてたと思う。
それは歴史を振り返ればわかること。
日本、アメリカ、ロシア、中国、韓国、ドイツ、フランス、イギリスなど。
アメリカやロシアは敗戦の日本に対して同じようなことをしてるしね。
時代や国籍、国同士の大きな戦争や家同士の小さな争いとか全て関係なく、男と言う生き物は争いに勝てば相手側の弱い人間に対して必ずこう言った暴挙に出る。
外国人が相手だからとか関係ない、同じ国の人間に対してもやるし。
こう言うシーンを見たり聞いたり読んだりするたびに本当にはらわたが煮えくり返る思いがする!
…けど。
お前も同じ状況になればきっと同じことをするさ。
先祖の亡霊の声が聞こえてきそうだ。
※TwitterやInstagramもやってます!
☆Twitter 青空ゆき ☆Instagram 青空ゆき
良かったら検索してみて下さい🐈✨
日本人と中国系マレーシア人の恋愛が軸となっていますが、正直なところこのストリーがよく読めないのです。上映が終わってから、隣の座席に尋ねたらその人もわからないと返答しました。
日本人の蛮行他に、いろいろツッコミたい気持ちはあるのですが、凡作に言ってもしようがないと考えました。