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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)評論(20)
そもそも、良い映画なのか?アカデミー作品賞を受賞したので、一般的には良い映画なんでしょうね。ということは、私の理解力不足かな。
悪くはないけど、何を言いたいのか、言いたくもないのか?かつてのスターが舞台に進出して頑張っちゃう、って話しにハリウッドの内輪ネタが散りばめられてる、ということですね?感性がぴったりの人には面白いのかも?ネタは業界人かマニア向けだと思う。
全編ワンカットらしいけど、監督を目指してる人じゃない限りそんなことわかりませんよ。まあ、前評判あおる宣伝の一環でしょう。娘役の彼女は眼が落ちそうなほど大きくて芝居も達者で凄くよかった。
バードといえばジャズの巨匠チャーリーパーカーだ。
冒頭、ジャズドラムのリズムに合わせレイモンドカーヴァーの一節が表れる。
映画の冒頭には「この映画はこういう映画ですよ。準備は出来てますか?」という意味が込められている場合が多い。
全編BGMは(ほぼ)ジャズドラムで、
1カットの長回し(風)に撮られている。
そして物語はかつての映画ヒーローが、自らの役者演技の原点に立ち返り
舞台役者として返り咲こうというストーリーだ。
舞台が映画と比べられた時の優位性としては、
ライブ感、即興性、リアリティなどがあるが、その要素を映画に持ち込もうとするときに
使われる手法が「1カット長回し」だ。
しかしこれは映画だ。
脚本、カメラアングル、照明、CG、エキストラ、すべて緻密に盛り込まれた1本の映画だ。
つまり、映画でライブやアドリブ、リアルを表現したいわけじゃない。
舞台と映画のいいところを巧みに織り上げた意欲作である。
そのおかげで役者と各スタッフのプロフェッショナル同士が作り上げた傑作に仕上がった。
ラスト。
「ついにリーガンはバードマンのマスクを自ら外し、新しい世界へ飛び立った。」
すばらしいブラックユーモアである。
マイケルキートン
「”かぶりもの”の役だと大ヒット」の法則。
この世にはあっても無くてもどうでもいいことが沢山存在している。その一つに演劇や映画がある。人々はこれらがなくても幸せに生きて行けたりもする。
だからこそ、謙虚さが必要なのだ。
ちょっと傲慢だと感じて今を生きている僕はこれを見てことのほか頷く回数が増えてしまった。
団塊の世代、必見の映画だろう。