彼女の彼は、彼女
プロット
フランス
07月06日 1996 台灣上映
僕の好きな女の子
プロット
日本
08月14日 2020 台灣上映
淑女は離婚がお好き
プロット
イギリス
01月01日 1900 台灣上映
彼は秘密の女ともだち
プロット
フランス
08月08日 2015 台灣上映
痛いほどきみが好きなのに
プロット
アメリカ
05月17日 2008 台灣上映
雨が好き
プロット
日本
06月11日 1983 台灣上映
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彼女が好きなものは評論(4)
ゲイを隠してる男子高校生をBL好きの女子高生が恋に落ち付き合う。色々あった先の本当の2人には人間愛みたいのを感じた。
自分のポイントは
1️⃣幼馴染みが好きになった彼女と何故付き合えたのか。疑問
2️⃣病院にかけつけた時のお母さんの悲しみに涙
3️⃣ラスト近くの、、、忘れてしまった、、、さっき観たばかりなのに💦
新宿TOHO先行上映にて
「好きになった人がゲイだった」
当事者なのである意味主人公と同じ立ち位置です(笑)
なので三浦さんの気持ちは「わかる」の連続…
好きになった人がゲイだった、って結構な悲劇だと思うんだけど、どうしたってストレートの人間の方が多い世の中でビアンやゲイの人ってこんなつらい思いしてるん…?と思った中学の頃を思い出しました。
人権やセクシュアルマイノリティについてのディスカッションって、結構学校で行われることあるけど大体的外れなことを話し合ってるんだよなって思ってたので、なおこと共感。
誰かの性的嗜好なんて、自分の想い人のものしか関係なくない???
そりゃあ私の好きな人がゲイだったら私も困るけどさ、友達がビアンでもゲイでもストレートでも、私には関係ないし友達は友達やろ?と。
私はストレート寄りの人間なので、自分の性的嗜好のことで悩んだことはないけれど病気持ちで子供は諦めなきゃいけないのかなーと思ったことはあります。
性格にも難があるので結婚も無理だろうなと思ってます。
でも!それでも私は強く生きていく!!!!
飛び降りたいくらい辛くてもしぶとく生きてきたので、安藤くんの気持ちはあまりわかってあげられませんでした…ごめんよォ……
とりあえず一番気になったのは白い柱に黒マジックで書かれた「ウンチマン」なんだけど、わかる人、いる?
中学生の頃、学級委員をしていた私。何故かクラスに馴染めない子と友達になることが多かった。腐女子のあの子もそんな感じ。修学旅行で一緒になった時、彼女は僕の制服の袖を掴んで、二条坂を登った。彼女はきっと、僕のことを好きだったのかもしれない。そんな僕には彼女がいたから、少し後ろめながら友達を続けた。
一度話は置いといて、作品の感想を。近年の「流行り」のようなLGBTQ+の文化的表象とは一線を画す。本作が示すのは、人間の本質的な他者理解を情動的に描くことで生まれる、1つの愛だと悟る。気持ちの悪い、恋愛的マウンティングから始まり、いくつもの化学反応が作品の中で華を開く。カルチャーとして、個人として、社会として…今まで見なかった景色に触れることで、新たな問題と答えを生む。劇的にしない、本質的な対話が核を強く照らされることで、高揚感と他人と生きる幸せの価値を感じる。他人に興味のない自分が閉めたブラックボックスをこじ開ける様な作品だった。
惜しいところを強いて言うなら、渡辺大知演じる近藤のヒール的役割は必要だったかとは思う。無知な他人は既に彼にとってもヒールであり、わざわざ必要だったか?と。しかし、高校生の役どころは皆素敵すぎて堪らなかった…。奮闘する姿は言葉になって加速する。向き合って問いつづけ、1つの答えを出していく。そんな連帯が心に響く。原作から削がれたタイトルが、いくつもの答えとなって帰ってくる。
ふと自分自身に不安になって、足がすくんだ時、この映画を観ようと思う。
さて、話を戻して。
高校生になった時、その子はかつてのクラスLINEに招待されることも、成人式の集まりに来ることもなかった。でも、僕は時折思い出す。きっとどっかで生きていて、また何処かですれ違う気がする。かつて理解されなかった世界とは違って、今は地に足付けて生きているんじゃないか。そんなことをふと思い出した。彼女はきっと、僕のことを好きだったのかもしれない。いや、僕はきっと、彼女のことが好きだったのだ。
原作はタイトルのインパクトに惹かれ、読んだ事があります。LGBTQにまっすぐ向き合っていながら、恋愛小説としても読み応えのある作品でした。ドラマ版は未鑑賞です。
今作も原作に忠実に真面目に性へのマイノリティを描いており、それらが難解になりすぎず、でも浅くは描かない良いバランスでした。PG12ということもあり、直接的な行為の部分はありませんでしたが、男性同士の挿入のシーンが本当に入れているかの様な撮り方はお見事だなと思いました。今井翼さんは久しぶりに見ましたが、とてもダンディーで、それでいて落ち着きのある演技がとても良かったです。キスシーンも生々しいのに美しいと思えました。
そしてキラキラ映画としての要素も本筋を邪魔しない程度に挿入されていたのは好印象です。遊園地というど定番でありながらも、高校生らしく大人と子供の間で揺れ動く感情の表現の仕方が見事だなと思いました。山田杏奈さん演じる三浦さんのWピースがとても可愛かったです。
神尾楓珠さん演じる安藤君の男性は好きだけど、女性を好きになろうとしている葛藤もとてもリアルで、中盤のシーンで誠さんがキスをした瞬間を三浦さんに見られた時に「だってホモが好きなんでしょ」というセリフは精一杯の強がりと何故こんなことを言ってしまったんだという後悔が二重に重なっていて印象的なシーンでした。
学校全体にゲイとバレてしまった安藤君が後ろ指を指されるシーン、正直噂が学校中に出回るには早すぎるし、あんなに露骨に避けたりするものかなと誇張しすぎてるな感は否めませんでした。でも安藤君の孤立を描く役割は果たしていたと思います。前田旺志郎さん演じる幼馴染の亮平君が股間を触らないなど、些細な変化を描いているのは見せ方として上手いなと思いました。そこから飛び降りるというシーン、文章でもゾワッとするものがあるのですが、いざ映像として見ると末恐ろしいものでした。たった数秒で命が終わってしまうという恐怖を感じました。安藤君自身無事ではありましたが、落ちた衝撃でへし折れた木がまた恐怖を煽ってきました。
三浦さんが賞状をもらう際にマイクパフォーマンスをするシーン、安藤君がBLの漫画を見て「ファンタジーだな」と言っており、このパフォーマンスもある種実行は難しいものなので、ファンタジーであり、今作のアクションにもなっているなと思いました。ただ、このシーン違和感は無く、むしろ清々しいほど三浦さんがBLにハマった過程を語っていくので面白くもなっています。教師側も止めようとしますが、三浦りょう太さん演じる小野君が発言を遮るな発言をします。良いセリフではあるんですが、この前のシーンの教室でのホームルームでの教師の激昂が伏線なのですが、些細なことでブチギレる担任の教師がいたので軽いトラウマを思い出しました笑。)
その教室でのホームルームも異常としか言いようがない中身のない同性愛の話でした。正直胸糞悪いものでしたが、実際にこの話が出たら自分も中身の無いことを言いそうで現実味のあるこのシーンは特に刺さりました。
そのマイクパフォーマンス後の自分がゲイですと言った人の流れや、その後Twitterで出会った人物の元へ行くくだりは蛇足だったなと思いました。マイクパフォーマンスの時点で終わっていれば、解決していない問題はありつつも、綺麗に終わっていたので惜しかったです。それでも最後駅で別れを告げるシーンは悲しいもののはずなのに、とても爽やかで良かったです。
全体的に原作からそのまま持ってきてしまったが故に役者自身やシーンへの違和感は拭えませんでした。演技に関しては役者陣難しい役を見事に乗りこなしていたなと思いました。前田旺志郎さんの屈託ない笑顔がとても素敵でした。理解は早急じゃなくていい、ゆっくりと考えていこうと思いました。
鑑賞日 11/26
鑑賞時間 17:10〜19:20
座席 G-9