細野晴臣が2019年にアメリカで初めて開催したソロライブの模様を収録したライブドキュメンタリー。2019年、日本の音楽界を代表するミュージシャンの細野晴臣がデビュー50周年を迎え、初となるアメリカでの単独公演をニューヨークとロサンゼルスで開催した。また、国内ではドキュメンタリー映画「NO SMOKING」の公開や展覧会「細野観光1969-2019」の開催に加え、コンピレーションアルバムの発売や50周年記念特別公演など、さまざまな企画が行われ、細野の歩んできた軌跡に多くの人があらためて賛辞を送った。しかし、それから2年がたった2021年、新型コロナウイルスによって世界の日常は一変し、人々が同じ空間で音楽を楽しむことも難しくなってしまった。そんな自由が制限された世界で、“マスクがなかった世界”をしのび、細野の集大成ともいえるライブとなった2019年のアメリカ公演の模様を新たにまとめ、ライブドキュメンタリー映画としてスクリーンで上映。アメリカの舞台で軽やかに、自由にギターを奏で、歌う細野の姿を収めるとともに、彼が語る思いなども記録した。監督は「NO SMOKING」に続いて佐渡岳利が務めた。
SAYONARA AMERICA評論(1)
アメリカにツアーしたときの様子を
コロナ以前、コロナ後の世界の対比を含めて描いた物語
なんと言っても
このメンバーの奏でる音楽がとてもよく感じられた
演奏する音楽も全体の音像もとてもいい
観ていてライブに引き込まれていく感じだった
細野さんはこのライブでこの方向性の音楽活動に区切りをつけたいようだ
今後どんな活動していくのかが気になる
老いてなお魅力的な音楽を作り続ける姿勢に感服した
そしてこの編成の音源が欲しいなぁとひたすら思った映画だった