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タッチ2 さよならの贈り物評論(3)
映画「タッチ2 さよならの贈り物」(杉井ギサブロー監督)から。
う〜ん、どうしてもアニメなんだから、いいじゃん、それくらい、
という視点で観れない自分が、情けない。(汗)
ファンタジーや未来志向の作品等だと、リアルな光景と比較しないから、
楽しめるのに、自分が通ってきた高校時代の話だと、つい力が入る。
それもスポーツの難しさ・厳しさも知っているので、始末が悪い。
「まともにキャッチボールもやったことない」とたっちゃんが、
高校からピッチャーを始めて、甲子園に行く設定も考えにくいし、
全然練習していない南ちゃんが、新体操の大会で優勝しちゃう設定も、
ついついストレスが残ってしまった。
だって、新体操でミスしてしまった南ちゃんの演技得点が「9.75」。
えっ、あのミスさえなければ「10.0」もあったのか、とまたまたメモ。
実現不可能な「魔球」とか「必殺技」なら、高得点も割り切れるのに、と
映画作品として楽しめない自分のちっちゃさを実感してしまう。
どうやらこれが、私が「タッチ」に感情移入ができない理由だな、きっと。
新田のセリフは深かった。
和也をコピーしていた達也に転機が訪れる。
南は新体操のアイドルになり・・・。
甲子園は遠い。