シュナイドマンの憂鬱
プロット
日本
05月31日 台灣上映
情熱の王国
プロット
スペイン・メキシコ合作
06月01日 台灣上映
夢の在処 ひとびとのトリロジー
プロット
日本
06月01日 台灣上映
ハロルド・フライのまさかの旅立ち
プロット
イギリス
06月07日 台灣上映
陰陽師0
プロット
日本
04月19日 台灣上映
SUGA | Agust D TOUR ‘D-DAY’ THE MOVIE
プロット
韓国
04月26日 台灣上映
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CHAIN チェイン評論(2)
京都芸術大学映画科の卒業生に教授や在学生が主演を含む主要キャストやスタッフとして多数参加されている作品で、公開に先立ち大学構内の劇場で催された完成披露上映会を鑑賞しました。
黒船の来航とともに鎖国から開国へと世界の認識が変わった幕末の人々は、倒幕だ佐幕だ、勤王だ攘夷だと揺れ動き、脱藩したり徒党を組んだりしながら、天下国家を論じ、同志を増やすために奔走した。
新しい価値観、新しい世の中を目指しているはずなのに、武士と言う価値観だけは捨てきれず恩讐に縛られ、敵味方に分かれ血を流し命を落とした。
でも当然、激動の幕末の中には武士以外の人々もいるわけで、夜鷹(娼婦)や陰間(男娼)など当時最下層とも言うべき人々を通しての幕末も描かれる。
「結局わしらの事なんかなんも考えちょらせんやないですか!」
「そんなやったらサムライも天皇もおらんでよかやないですか!」
和菓子屋の息子で伊東甲子太郎の下僕を務める松之助の言葉が、明治維新の裏の本質を射抜く。
昔の史跡や道が今もそのまま残っているところが多い京都、油小路の変のシーンでは実際にその場所がロケ地に使われたとか。
所々でひと味変わった風景や音がはさまれたりするんだけど私には抵抗なく観ることが出来た。
反面セリフの聴き取りにくさが少し目立ったかな(´ー`)。
5万回斬られた男の異名を持つ福本清三さんはこの作品が遺作となったそうで、その意味でも鑑賞出来て良かったと思える作品となりました。
音楽も違和感なし
但しあくまでも舞台挨拶からの流れの個人的満足度
#CHAIN